ミュージックフェア。いま視聴率の低さをとやかくいわれるフジテレビだが、この番組が続いているうちは、まだふんばれるのではないか。そんな気がするのだ。なんていったって昭和39年から続いているのだから。
昭和のフジテレビの歌番組というと、このミュージックフェアのほかに夜のヒットスタジオを思い出す。”夜ヒット”のほうが生バンドもあり、舞台装置も豪華だった印象がある。ミュージックフェアは派手さはなくシックなかんじだ。
たくさんの歌手が出てきて、わいわいがやがや進行するという性格の番組ではなかったというのもあるが。なんてったって司会は長門裕之・南田洋子夫妻だし。
ちなみにこの動画は、この歌が個人的に好きで検索してみつけたのだけれど、この青ズボンのおじさんたちはいったい何者なのか。ひじょうに気になるところである。みんなそれぞれ風貌はちがうのだけれど、目の輝きの度合いだけは統一感があるところがまた。
これぞ1970年。といったところだろうか。
今日のところはこれまで。ごきげんよう。この呼吸が続く限り、僕は君の傍にいる。