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昭和50年代少年のKOTOBASM

団塊ジュニア世代とも、悲劇の世代ともいわれる昭和48年生まれが管理する、昭和ノスタルジーといまを語るblog。僕たちが生きてきた証のことば。それはイズムそのものである。(明智半平太)

親衛隊おまえらうっせーんだよ!【大場久美子】







 大場久美子は1970年代に活躍したアイドル歌手で、1978年にはTBSのドラマ「コメットさん」の主人公を演じた。このころは小学校にあがるころで、コメットさんは毎週観ていたし、演じていたカノジョも大好きだった。

 

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 子どもの時分は夢中でみていたが、いまになってみると音痴だし、演技だってお世辞にもうまいとはいえない。カノジョ自身は黙っていれば正統派の素敵なアイドルであったし、主題歌の「きらきら星をあげる」も名曲だったのだが。



 それが歌い出すととたんにズッコケてしまうのであった。それでも当時、大人気だったし、歌番組にもよく出演していた。当時はビデオなんてなかったので、しかたなくテープレコーダーに歌っているところを録音したことがある。

 父が当時、学研のセールスマンをしていて、わが家にはLL教材用のテープレコーダーがあった。小学校にあがる前から、それで子ども用の英会話カセットを聴いたりしていたので、いちおう使い方は知っていた。

 そのテープレコーダーをテレビのスピーカーに近づけて録音したのだが、当時は観客がいるステージで歌う番組が多かった。ということは、その観客のなかに親衛隊が当然いるわけで、歌の途中に声援が入ってしまう。はっきりいって邪魔であった。

 ベストテンだったり、夜のヒットスタジオといったようなスタジオ収録の歌番組ならば、親衛隊もいないから、歌も邪魔が入らずに録音ができたのであろうが、いかんせんどちらも夜遅いので、それはかなわなかった。

  
 しかし昭和が終わるころだっただろうか。いつのまにかアイドルの親衛隊がいなくなった。アイドル冬の時代がやってきたのだ。歌番組そのものがなくなってしまったのである。

 そんな時代を経由して、いまになってみるとあのころの親衛隊が不思議と懐かしくおもえてくる。いまやアイドルは佃煮にするほどたくさんいるし、それにともないアイドルヲタクといわれる人種もいるわけだが、あきらかに親衛隊とは異質である。

 あのころ親衛隊をやっていたヒトたちは、なにをしているのだろうか。いまのアイドル界隈について、なにをおもうだろうか。ていうか、そんなマジメに語らなくても自分。

 今日のところはこれまで。ごきげんよう。この呼吸が続く限り、僕は君の傍にいる。