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昭和50年代少年のKOTOBASM

団塊ジュニア世代とも、悲劇の世代ともいわれる昭和48年生まれが管理する、昭和ノスタルジーといまを語るblog。僕たちが生きてきた証のことば。それはイズムそのものである。(明智半平太)

住環境における価値観【大泉滉】

【年代別】1980年代 【カテゴリ別】テレビ






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 もう鬼籍に入られて20年近く経ったのか。大泉滉は俳優・コメディアンであり、晩年は奥様といっしょに「わてら陽気なオバタリアン」でコントを演じていた。実生活でも恐妻家だったそうだ。

  このヒトに興味を持ったのは、日本テレビの「天才たけしの元気が出るテレビ」に出演したときだった。元気村という農村生活の企画で、テレビカメラの前で牛の糞を食べるという本当の意味での破天荒なお方だった。

 コーナーが終わっても元気村が気になって訪れるなど、農作業にたいするこだわりが強いヒトで、ご自宅でも有機農法の家庭菜園をやっていたそうだ。家庭菜園もも衣食住の”住”というものだろう。

 最初の奥さんと暮らしていたときにも家庭菜園をやっていて、枝豆を育てていた。最初の奥さんは当時大泉にたいして愛情がなくなってしまい、浮気をしていたという。それでも大泉は見て見ぬふりをして、平和に暮らしていた。

 あるときその奥さんが、大事にしていた枝豆の苗木を引っこ抜いて放り投げてしまった。すると大泉はその苗木を持って、なにもいわずに家を出ていってしまった。つまり大泉にとって妻の浮気よりも、枝豆を捨てられてしまったほうがショックだったのだ。

 価値観なんていうのは人それぞれだが、住環境にたいする価値がいかに大きいかをあらわす好例といえるだろう。ちなみにオバタリアン…じゃなかった最後の奥様は、大泉が亡くなったあとも、遺された家庭菜園を大事に守っている。

 今日のところはこれまで。ごきげんよう。この呼吸が続く限り、僕は君の傍にいる。