KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

今回の品薄で浮上した謎【ポテトチップス】

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 きょうコンビニをのぞいてみたら、お菓子売り場にポテトチップスがけっこうならんでいた。去年の台風による天候不順の影響で一時期姿を消していたが、少しづつ復活してきたようだ。

  しかしポテトチップスというのは、いつのまにこんなに幅を利かすようになったのであろう。小さいころはそれほどメジャーではなかった気がするのだが。調べたらまず1967年、量産化に成功したのが湖池屋だった。



 そして1975年にカルビーがポテトチップスを販売した。いわゆる中興の祖というヤツである。さらに1976年にナビスコのチップスターが販売される。ここらへんでポテトチップスの地位が確立されたといっていいだろう。



 ところでみなさんは気づいたであろうか。湖池屋やカルビーの袋入りポテトチップスが品薄になっているなか、チップスターやプリングルズといった、いわゆる筒形のパッケージのポテトチップスはいつもどおり売られていたのを。

 ちなみに袋入りの方は原材料名の欄に「馬鈴薯(遺伝子組み換えではない)」と記されているが、一方で筒形の方は「ポテトフレーク」と記されている。ポテトフレークの方は保存がきくので、天候不順に関係なく安定した量があったのだ。

 袋入りの方は、ジャガイモをスライスし揚げているが、筒形の方はポテトフレークなるものを固め成型して揚げているのである。だから筒形の方は同じ形できれいに重なってパッケージに入っているわけだ。

 そこでひとつ気になるのが、ポテトフレークの方は”遺伝子組み換えではない”の記載がないということだ。じっさいに遺伝子組み換えをしている場合、それを書かなければいけないという決まりはないわけで、これは怪しいといえるだろう。

 ひとつポテトチップスを買うときの参考にしていただきたい。まあそのようなことを気にするぐらいなら、ハナっから買うなという話であろうが。どっちにしろあまり健康にはよくないのだろうから。

 今日のところはこれまで。ごきげんよう。この呼吸が続く限り、僕は君の傍にいる。