だからおそらく一回お休みしたとしても、また忘れたころに、シラッと要職についていて、国民も受け入れるとおもう。それぐらいこのヒトのことが心底嫌いという日本人男性はいない気がする。
こちらはひねくれものなので、”本能のままにうまいこと取り入ってるなこのオンナ”ぐらいに思ってしまうのだが、世の中はなにもそこまでという空気なのである。それもこれもあのオンナの絶妙なヌケ加減のなせるワザなのだ。
愛国心を標ぼうし、国のために命を捨てろなどというオンナはどこかヌケている。ユルい。その「それでもワタシって女の子だから戦争には行けないの」的なユルさが、世のマウンティング男子をメロメロにしてしまうのであった。
またリベラル気質な男子というのもいて、このタイプはまた本気で稲田みたいなオンナを攻撃するのを憚ってしまう。だから”嘲笑するフリ”をしてお茶を濁す。”マウンティング男子”も”リベラル気質男子”もどちらも性役割に縛られている点では共通している。
演説冒頭で、フランスとオーストラリアの女性国防大臣との共通項として、我々はともに『グッド・ルッキング(見た目が美しい)』だと大きな笑みで自信たっぷりに言い放ちました。
そして稲田朋美も、またどこかで絶妙にヌケるのであった。よしまた俺がカバーしてやんなきゃと腕まくりしている安倍晋三の姿が目に浮かぶようだ。けど晋三。それより自分の嫁は大丈夫なのか。
今日のところはこれまで。ごきげんよう。この呼吸が続く限り、僕は君の傍にいる。