KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

ひろみち”お兄さん”の終焉【おかあさんといっしょ】

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 DAIGO。メンタリストのほうではなく、ロックミュージシャンで女優の北川景子と結婚したほうのDAIGO。血筋もいいし、なんとなく人柄もよさも伝わってくるヒトなのだが。ただひとつだけ気に食わないところがある。

 



 それがこのセイバンのランドセルのCMだ。問題はそのCMソングの歌い方である。

”ててて 天使のふぁねぅ♪”

じゃねえよまったく。いつの間にか戦隊ヒーローも9人になってるし。関係ないけど。

 

 ところでこのセイバンのランドセルのCM、DAIGOの前は”ひろみちお兄さん”こと佐藤弘道がやっていたのをご存じであろうか。けっこう長い間やっていたと思ったら、いつの間にかDAIGOに変わっていたので、先日観てびっくりした。

 

 とはいってもだ。”お兄さん”といわれ続けたひろみちお兄さんも49歳なのである。ヘタすりゃ孫がいるような歳なのに、いつまでも”お兄さん”ではいられないのかもしれない。ましてや”天使の羽根♪”とかいってキュートなしぐさをするなんて。

 

 この”お兄さんの捨て時”というのはむずかしい。地方の営業などでは、お兄さんキャラって重宝するわけだし。ただどこかで方向転換して、身の振り方を考えなければいけないときはやってくる。

 

 ちなみに子どもの時分のころの「おかあさんといっしょ」の体操のお兄さんはセトちゃんこと瀬戸口清文さんだったが、このヒトもあるところから徐々にフェードアウトしていった。

 



 セトちゃんもいまは大学教授をされているのだとか。進路としては王道である。体操のお兄さんはどこかで浮世離れしてしまうので、さあじゃあ実社会にもどってサラリーマンやってくださいといわれても、どだい無理なハナシなのだ。

 

 今日のところはこれまで。ごきげんよう。この呼吸が続く限り、僕は君の傍にいる。