前衛アングラ芸人・きぐるいツネちゃん(明智半平太)のブログ「昭和50年代少年のKOTOBASM」

団塊ジュニア世代とも、悲劇の世代ともいわれる昭和48年生まれが管理する、昭和ノスタルジーといまを語るblog。僕たちが生きてきた証のことば。それはイズムそのものである。(明智半平太)

それでも笑顔になりたいから【やまと尼寺精進日記】







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 ”フヘンのてえま【普遍のテーマ】” いまの世の中、さまざまな情報があふれているけれども、そういったなかでも変わらない、普遍の価値観みたいなものがあるはずだ。今回のテーマは「笑顔」

  


 先日「ハートネットTV」という福祉情報番組のなかで紹介されたコメントについて書いた。いちおうちゃんと番組も観ておかないとということで、再放送を録画しておいたのを観てみた。

 

「障がい者は私たちプロの社会人戦士から見たら、目障りかつ邪魔以外なにものでもありません。お願いですから障がい者はこの世から全て消えてください」

 

 ほんとうにこの手の意見そのものにたいしては、怒りという感情は起きない。ニンゲンは誰しも背負っている重荷がある。その重さもヒトそれぞれだが、そういった状況のなかで出てしまう闇がある。

 

 まずそれを冷静に受け止めていかなければ、きっとハナシはすすまない。ハナっから突っぱねるのではなく、その闇を理解しようとしなければ、解決の糸口すらみつからない。そう考えていた。

 

 ちなみにこの引用したコメントは、番組の冒頭で紹介された。その場には障害をもったヒトも何人かいた。コメントのあとに、ペンネームも紹介された。そこではじめて怒りに火がついた。

 

 「必殺仕事人」

あきらかにふざけている。NHKのお堅いともいえる番組で、ウケを狙ってやろうという悪意がミエミエだ。その場にいるヒトの気持ちを想像したら、涙がでてきた。NHKのスタッフはこの悪意に満ちたおふざけに気づかなかったのであろうか。

 

 そこからもう観る気が失せた。こういうどんよりした気分のときについ録画したものを観てしまう番組がある。毎月最終土曜日の14時45分にNHKのEテレでやっている「やまと尼寺 精進日記」という番組だ。

 

 

 この番組に出てくるお手伝いさんの”まっちゃん”が大好きだ。なにが好きかっていうと、その笑顔である。彼女の笑顔をみるととても心が癒され顔もほころぶのであった。顔は決して美人ではない。なにか水木しげる先生のマンガに出てきそうな顔である。

 

 まっちゃんを見ていると、このヒトもいろんな闇を抱えていたのだろうなというかんじがする。でもこの尼寺にお世話になって、きっといろんなものが解放されていったのではないかなと勝手に想像するのであった。

 

 だからその笑顔が見ているヒトの心もホッとさせるのかなと。

 

 今日のところはこれまで。ごきげんよう。この呼吸が続く限り、僕は君の傍にいる。