ヒトっていうのは、マジメであればマジメであるほど、ハプニングが起きるとオモシロいし、そのときは突然にやってくる。それは笑いの神様のイジワルである。お笑い芸人ががんばってネタを作っても、やはりこれにはかなわない。
鈴木史朗さんというアナウンサーがいる。じつはこのヒト、日本ではじめてケネディ大統領暗殺事件を伝えたヒトでもある。もともとはラジオ畑のヒトで、この日も宿直だったため、朝のニュースで第一報を伝えた。
当時、鈴木アナウンサー25歳。その後、アナウンサー職から配置転換になり、報道記者をやっていた時代もある。報道が中心ということもあって、むかしはお堅いイメージのヒトであった。それなのにまさか、このようなことになるなんて。
「さんまのSUPERからくりTV」のご長寿早押しクイズは、 出てくるお年寄りがオモシロいのは、もちろんのことなのだが、やはり進行役がこのヒトだったというのも、このコーナーのオモシロさに一役買っている。
お年寄りを茶化すよりも、マジメに対応したほうがオモシロい。たまにお茶目な返しをして。ただこのコーナー、編集して短くしているけれども、収録時間はそうとうなモノだったのであろう。
今日のところはこれまで。ごきげんよう。この呼吸が続く限り、僕は君の傍にいる。