この時期、ニュースを眺めていると、お盆休みの帰省ラッシュについて伝えている。夏の風物詩というヤツであろう。ある調査では、20代から50代までのヒトで、お盆に3連休以上とるヒトの割合は85%におよぶ。
(参考資料)ソニー損保、「お盆の帰省に関する調査(2017年)」 | リサーチレポート | トピックス | 自動車保険ならソニー損保におまかせ!
帰省ラッシュのほかに、かならずと言っていいほど伝えられるのが、海外旅行に行くヒトたちの光景である。みな思い思いのところへと旅立っていく。こういうヒトたちは、ご先祖さまについて、どう考えているのであろうか。
帰省ラッシュの情報はともかくとして、僕にはこの海外旅行に行くヒトたちの光景をニュース番組が伝える必要性がわからないのだが。こういうヒトなんて実はほんの少数派であろうに。
またつい最近、山の日という休日ができた。これによって連休を1日多くとれたというヒトも多くいるであろう。夏休みのある子どもたちにとっては関係ないとおもえる。だがほんとうは意味が隠されている。
世の中には、お盆に連休がとれない親を持つ子供たちが存在する。山の日という休日ができた理由のひとつには、こういう子どもたちにたいして、このような時期ですら、働かなければならないような大人になるなよという啓蒙の意味があるのだとおもう。
もちろん誰かしらは、この時期も働かなければならないだろう。だがそれを誰かに押しつけるぐらいの、社会的な闘争心や向上心みたいなものを、子どもたちは身につけろということなのだ。だからこれ見よがしに、山の日などというものができたのである。
今日のところはこれまで。ごきげんよう。この呼吸が続く限り、僕は君の傍にいる。