タチの悪い”セカンド・バイオレンス”

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 たとえば職業など、自分のやっていることが崇高であるというこだわりを持っているニンゲンほど、他人にたいして、心無いことを平気で言ってしまったりする。そもそも仕事なんていうのは、単純に仕事でしかないのにね。

 

兵庫県内の児童館で今年5月、小学2年の男児が施設に勤務する20代女性の首をバットで殴って負傷させる事件があり、兵庫県警が傷害の非行内容で、男児を児童相談所に通告していたことが18日、関係者などへの取材で分かった。女性は右耳がほとんど聞こえなくなるなどの後遺症が出ており、現在も治療中という。

(中略) 

10月、教育関係者が集まる交流会に出席すると、事件を「単なる事故」と切り捨てられ、「児童が感情をむき出しにするのはむしろ良いこと」「小学生をなぜそこまで追い詰めるのか」と、被害届を出したことを逆に非難されたという。

小2男児が女性職員の首をバットで殴り後遺症 (産経新聞) - Yahoo!ニュース

 

  この非難した”教育関係者”なるものはさ、自分が拠りどころにしている”職業の崇高さ”によって、想像力というものが欠落しているのさ。だからこういう心無い発言を平気で被害者を前にして言ってしまうのだよ。

 

 そんなことを言ったら、傷ついているヒトの傷に、どれだけ塩を塗り込んでしまうのか。そういう想像力が機能していないよね。崇高さを護るためなら、たかだか一人ぐらい傷つけたって構わない。

 

 そういう思い込みっていうのは、新たなる悲劇を生むのだよ。ヒトをヒトとしてヒトが尊重できないのならね。”職業の崇高さ”なんてくそくらえさ。ヒトの苦しみの前においてはね。それがわからんヤツは、ウンコを口いっぱいにほおばって窒息すればいい。

 

 今日のところはこれまで。ごきげんよう。この呼吸が続く限り、僕は君の傍にいる。