前回の「木枯らしの二人」につづいて、今回も昭和50年1月のヒット曲のハナシ。この「冬の色」という歌は、百恵ちゃんの7枚目のシングルであり、はじめてオリコン1位になった歌なのさ。
意外だけれど、それまで1位をとったことが無かったのね。それどころか実は33枚のシングル曲のうち、1位になったのは4曲だけなのだよ。しかも17枚目のシングル「夢前案内人」を最後にそれ以降はオリコン1位になっていないんだ。
もちろん百恵ちゃんはトップアイドルであるのはまちがいないけれども、当時はライバルも強かったのだろうね。しかしそれにしても「プレイバックpart2」も「いい日旅立ち」も1位がとれなかっただなんてね。
典型的な”記録より記憶に残るひと”だったんだよ。引き際がよかったんだろう。あれほど潔くインパクトの強い去り方というのもなかなか無いよね。しかも引退当時21歳だもの。そりゃ伝説にもなるわな。
今日のところはこれまで。ごきげんよう。この呼吸が続く限り、僕は君の傍にいる。