KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

まだ”ベビー・フェイス”は流さないで

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 このごろ気になることがある。いつもタモリ倶楽部を観ているヒトならわかるであろう。さいごに来週の予告をやるようになったのだ。あれはどうかとおもう。なにかこうあの番組のよさを一部失わせている気がするのだ。

 

 タモリ倶楽部の魅力のひとつに、いったい今回はどんな企画を出してくるのかというわくわく感があったとおもう。ある程度引っ張りつつ意外なことをやってきて、それに対して驚くという。なのに来週の予告をやられてしまうと、ちょっぴり悲しいのだ。

 

 などということをつぶやきながら本題に入ろう。「空耳アワー」が大好きなのである。知らないヒトに説明すると、空耳アワーというのは、番組内のミニコーナーである。

 

 視聴者から寄せられた、洋楽で日本語に聞こえる部分を流し、短いサイレントドラマを交えて紹介する企画だ。このコーナーを仕切るのが、タモさんとイラストレーターの安斎肇先生である。

 

 だいたいは3曲なのだが、たまに2曲しかやらないときがある。おそらくいいネタがなかったということなのだろう。コーナーのエンディングにブライアン・ハイランドの「ベビー・フェイス」が流れる。

 

 

 2曲目のネタの紹介が終わってこの曲が静かに流れてくるとかなり淋しい。ついでにいうとコーナーの冒頭の安斎先生のトークがカットされていると、これもまた淋しい。このふたつがいっしょに訪れたら、これまた消化不良感がハンパないのであった。

 

 今日のところはこれまで。ごきげんよう。この呼吸が続く限り、僕は君の傍にいる。