仕事中に入居者さんが観ていたテレビをチラッと観たら、ニッチロー’がいた。
しかもNHKのスタジオパークからこんにちはに。
ちなみにニッチロー’はモノマネをする人で、あのニューヨーク・ヤンキースのイチローを得意としている。
というかイチローのモノマネしかやらない。
彼を見かけたのは新宿の路上であった。
彼はただ無言で、そのイチローにそっくりな顔でバットを振ったり、グラブを持ってボールを取る仕草をしていた。
その一挙手一投足が見事に再現されている。
合間にユンケルの小瓶を出してポーズを決めるという小ネタも秀逸で、つい私もしばらく見入ってしまった。
しかし思えばこのモノマネは効率が悪い。
しゃべらないというのはハンデがある。
またイチローも40になるし、いつ引退してもおかしくない。
それにイチローのモノマネはあまり女性ウケしなさそうだし。
そんなイチローのモノマネ一つだけで勝負するというのは大変なことである。
本人はそんな外野の声などお構いなしにただただイチローに近づこうと日々練習しているのであろう。
それじゃ失敬。