KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

なぜこの人たちは氷水をかぶっているのか。




<秋元康>AKB48東京ドーム公演終演後に舞台裏で氷水かぶる まゆゆも



「ALSアイス・バケツ・チャレンジ」は、寄付をするか頭から氷水をかぶるかを選択し、また次のチャレンジ候補を指名することで、難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)の患者支援と認知向上を目指すチャリティー活動のことで、世界中の著名人が数多く参加している。

そうなのだ。新種の不幸の手紙では無いのだ。
決して本来の意味を見失ってはならない。
あくまで”筋萎縮性側索硬化症(ALS)の患者支援と認知向上”のためなのである。
氷水かぶりが一人歩きしそうだなと思って書いておいた余計なお世話だけど。

そもそもこういうネットのムーブメントというのは、まず拡散させるのが効果的なわけで、そういう意味では氷水かぶりは成功であろう。
本来の意味はあとからゆっくりついてくる。
有名人に氷水をかぶらせて広告塔にし、それを見た一般人に寄付させる。
やはりインターネットも有名人中心で回っていると感じさせられた現象である。

別にこの動きを否定するつもりはさらさらない。
ただ”我々寄付させられようとしている一般人”の側も、するにしろしないにしろ何をねらいとしてやっているのか考えないと面白くないというのは言える。
そしてどうせ寄付するなら、乗せられた諸々の民の1人ではなく、確固たる考え方を持った1人としてしたいものだ。

私は寄付は少額ではあるが、回数はけっこうする。
慈善鍋とか、あしながおじさんとか盲導犬とかは見かけると必ずする。
だが今回のアイス・バケツ・チャレンジで日本ALS協会に寄付するかというと「んー…」という感じがする。
私の場合は、外に立って、声を出して、頭を下げて寄付のお願いをしている人に寄付したくなるのだ。
慈善鍋もあしながおじさんも外に立ってお願いしているでしょう。

でもこういう運動をきっかけに特定疾患について忘れないようにするのは大事だ。
日本ALS協会に多数の寄付が集まりましたチャンチャンで終わりにしてはいけない。
たのむから今回寄付した人は街を歩いている時、募金活動している人の前を素通りせず、ちょっと立ち止まって、募金するにしてもしなくても、誰がどういうふうに困っているのか考えてほしい。

それじゃ失敬。



日の丸じゃぱ男.言論アナーキー(明智半平太)主催 
<span style="font-size: large;">「BLACK than BLACK」vol.2</span> 
~黒より黒い至極のブラックネタオンリーライブ~ 
2014年9月4日(木)

スタジオ中野シェイプレス
<a href="http://shapeless124.kill.jp/chizu.html" target="_blank" title="">Studio 中野shapelessの地図</a>

18時30分開場 19時00分開演
料金1000円
出演「普段からブラックな生粋なブラック芸人」 
日の丸じゃぱ男 言論アナーキー 
 ヴァンサンカン主人 毒舌大臣  
テラシマシュウジ 他
&「普段ポップだけどネタ帳の隅にブラックネタ結構溜まってるテレビ出たい芸人」 
大葉カヤロウ 森林子 あんご とーご ジェイちゃん ルサンチマンよしお マザーテラサワ 
 中島和広 川田マナブ アルベルト・フォン・タマナⅢ世 あつねっと 
&「シークレットゲスト」 
「え!あの人が!ブラックネタを!!!」
お前らの溜まってるもん、全部吐き出してもらおう! 
注(テレビはもちろんネットでも見られないネタオンリーです、他言無用) 
詳細は日の丸じゃぱ男のmixi Twitter Facebook アメブロにて!
チケットのご予約は日の丸じゃぱ男SNS 言論アナーキーブログ スタジオ中野シェイプレス または各出演者まで