KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

私は平気で「分際」という言葉を使う奴が嫌いだ





キンタロー。のモノマネタレントとしての致命的な欠陥とは 
 


しかし。キンタロー。が抱える悩みは、「新ネタがない」とか「飽きられてる」とか、そういうモノマネ芸人としての真っ当なものではなく、「自分のタレントとしての未来」てなところにあるのである。
いやー。これって、もう完全に「モノマネされる側」の人間の自意識だろう。
「モノマネで出てきたので」って、出自と違うダンジョンに、脳内で勝手に到達しちゃってる。驚いた。
キンタロー。がそんな勘違いをしてしまうほど持てはやされた記憶もないのだが。
てことは、やはり彼女の自意識が元々「モノマネされる側」にあったってことなんだろうな。
キンタロー。
の分際で。たまげた。

貴様こそなんだその上から目線の物言いは。

ぶん‐ざい 【分際】

身分・地位の程度。身のほど。分限。大した身分でもないのに、という軽蔑(けいべつ)の気持ちを込めて用いることが多い。「学生の―でぜいたくだ」

デジタル大辞泉

人間は基本、簡単に他者を見下してはいけないと私は考えている。
「分際」などという言葉を簡単に使う人間というのは、常に自分はこの人間より上なのか下なのかを意識しているようなどうしようもないクズである。


コージー富田や原口あきまさやみかん本人のキャラなんてどーでもいい。
我々が彼らに期待するのは、面白いネタの提供、その一点のみ。
 芸人はネタも大事だが、それに繋げられるトークがまた大事なのである。
それにはキャラが重要になってくる。
テレビであるなら、他に出演者がいる場合が多いので、全体のことを考え抑えなければいけない場合も出てくるが、イベントの営業なんかでは自分が中心になってくるので、キャラを前面に出してトークしていかなければならない。

それは素のキャラでも作ったキャラでも一緒なのだ。
もちろんコージーさんや、原口さんも。
それが秀逸だからこそ、二人は一線でやっていけるのだと私なんかは考えるけどね。
いちど今井舞はモノマネショーやっているお店に行った方がいいよ。

だいたいこの手のテレビ評論家って、芸人をハナから見下しているのだよ。
平面的なテレビの画面をただ平面的にしか観ていない。
視聴率などという目に見えるものでしか評価できない。
そういう人間がでかい顔して文章を書いて飯が食えてしまうネットのメディアそのものが低レベルなのだ。

それじゃ失敬。