前衛アングラ芸人・きぐるいツネちゃん(明智半平太)のブログ「昭和50年代少年のKOTOBASM」

団塊ジュニア世代とも、悲劇の世代ともいわれる昭和48年生まれが管理する、昭和ノスタルジーといまを語るblog。僕たちが生きてきた証のことば。それはイズムそのものである。(明智半平太)

教師の正当防衛は許されるか










男子生徒に暴行受け女性講師重傷 秋田の特別支援学校 

教室で講師に暴行し重傷を負わせたとして、秋田県警秋田中央署は、傷害の疑いで秋田市内の県立特別支援学校高等部の男子生徒(18)を逮捕した。
生徒には発達障害があり、責任能力を慎重に調べている。  
逮捕容疑は、29日の授業開始前の午前8時40分ごろ、教室内で大声を出すなどして女性講師(29)に注意されたことに腹を立て、頭を机や床に複数回たたきつけ、脳挫傷などを負わせた疑い。
講師は集中治療室で治療を受けている。  
この学校の副校長によると、当時もう1人の教員と2人で指導していたという。「生徒は以前は物を投げるなどの行動があったが、ここ1、2年は安定していた。結果的に配慮が足りなかった」と話している。
最初にぶっちゃけた話をすると、この加害者に賠償責任は無い。
民法713条は、精神上の障害によって行為の責任を弁識する能力を欠く状態にある者について、その状態にあるときに行った不法行為の損害賠償責任を負わない旨を定めている。
刑事に至っては言わずもがなである。

つまりは言い方は悪いがいろんな意味で無法者なのである。
そういう無法者が集まるクラスに女性教師を1人で行かせるのも危険だなと私なんかは考えてしまう。
最後の副校長の話では2人で指導と書いてあるが、授業中は1人なのだろうか。
1人で授業をやらないといけないのなら、警備員を常駐させ見まわってもらうなどいくらでも安全対策はとれたはずだ。

尾木ママをはじめとして、教育評論家の多くが、教師の暴力はいけない、体罰はいけないと言うが、そのおかげで正当防衛までがやってはいけないことみたいな意識が教育現場にはあるのではないだろうか。
評論家なんていうのは机上の論理で無責任なことを言うのである。
おそらく重症の女性教師の悪いところはなかったかを隅々までほじくりはすれど、同情心などはかけらもないだろう。
評論家というのは現場の前線に立つ者に対し冷淡なのだ。

それと障害者は純粋だと思っている人って多いと思うが、障害者だって人間だから不純なやつはいる。
強いものと弱いものを見分けて弱いものに噛み付くのなんてお茶のこさいさいだ。
男性教師と女性教師であからさまに態度を変えてきたりする。
それが本能むき出しだという違いだけである。

それらも踏まえて現場の教師は自衛する意識を持たないと本当に危ない。
もちろん学校側も、やり方を考えないといけないのだが。
どうも管理職にはその意識は薄いのではないだろうか。
記事の副校長のコメントを見るとそう考えてしまうのである。

結果的に配慮が足りなかったって、じゃあ過程ではなんの落ち度もなかったのかよ。
まるで結果を導いてしまった女性臨時講師に全責任があるような物言いではないか。
はたして教育委員会や自治体は責任を感じているのだろうか。
疑問に思う。

きちっと責任の所在をはっきりとさせて、十分なつぐないをされるべきである。
被害者が常勤だとか臨時講師とか関係なく。
でなければ教師と生徒の信頼関係そのものが揺るがされるだけだ。

それじゃ失敬。
 


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