KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

原田龍二のフルチンの美学





2014年10月4日OA「有吉大反省会」より

原田龍二
「股間を出し過ぎて、すみません」


原田龍二さんといえば、水戸黄門の5代目助さんが有名であるが、最近は旅番組にも数多く出演している。
原田龍二といえば温泉レポートなのである。
この人のすごいところは、とにかくすべてをさらけ出すのだ。
そう、常にフルチン勝負なのである。

今回、有吉反省会でなにを反省したのかというと、ずっとフルチンなのでモザイクをあてるスタッフに迷惑をかけてしまっていることなのであった。
しかし原田さんにだって言い分はある。
自然体ではいらなければ温泉に失礼だという言い分が。

普通温泉のレポートといえば、許可をとってタオルを使用する。
しかし普通は温泉の中にタオルはいれない。
もちろんバスタオルを腰に巻いて入るのなんてもってのほか。
温泉の雰囲気をそのまんま伝えるためにはフルチン。
なにも足さない、なにも引かない、ありのまんまのフルチンで入るのが原田龍二の美学なのであった。

なのでスタッフは、そこは面倒臭がってはいけないのである。
それこそテレビマンの腕の見せどころだ。
彼らはきっとそこのところをわかっているはずである。
いかにギリギリのラインを狙ってモザイクをかけ、全国にいる淑女たちに眼福を与えるか。
それはテレビマンの使命と言っても過言ではない。

それじゃ失敬。