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頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

ノーリスクの整形なんてありえない



古市憲寿氏がTVの中学生を見て学校空間や整形について言及 「ありのままの姿を強要されるのはおかしい」
 


13日、社会学者・古市憲寿氏が自身のTwitterアカウントに学校空間や整形に対して持論を投稿した。

古市氏はTwitterで「テレビで中学生くらいの子たちが合唱してるんだけど、顔の造形がありありとわかって辛いから」と中学生の容姿を批判した。
続けて、古市氏は「子どもたちももっとみんなメイクしたり、髪型や髪の色をばらばらにしたほうがよいと思う。」と投稿。古市氏は「努力で顔の雰囲気を変えられるメイクや自由な髪型が許されず、ありのままの姿を強要される学校空間っておかしいなあと常々思ってます。」と独自の見解をつづっている。





正直な話、そんな炎上するようなひどいこと言ってる? 
俺は同意はしないけれども、こんな意見があったらあったで面白くていいじゃんってかんじ。
だけどもはや今の炎上パターンってそういう話じゃないのかもしれないね。
相手の文章の部分部分だけ切り取ってはくっつけて、炎上させている愉快犯にとっては。

タモリさんのラジオでやってた、NHKのアナウンサーが読むニュースの一部分一部分を取ってくっつけて面白くしちゃうMADニュース状態。
問題はその他の炎上させている多くの大衆が、その「MADニュース」しか読んでいないのにもかかわらず、なんか怒っちゃってることな。
人の意見を楽しむ面白さよりも、他人を攻撃する面白さの方がいいんだろうね。
出る杭を黙々と打っちゃう感じ?
生産的だとは思えないけど。

まあそれは置いといて、規範というのはときに、人を束縛からある意味平等に、なおかつ自由にさせると思うのね。
そんな中学生のころから、容姿が劣るから何とかしなきゃなんてそれだけでハンデがハンパないでしょ。
だったら容姿なんて学生のころはノー・プロブレム的な規範があった方が、違った選択肢が探せていいと思うんだよね。

中高生のころって、顔も体と同じように成長期でしょ。
生き方次第で顔つきなんて変わってくるじゃん。
大人になってそれでもダメならまた考えればいい。
学生の本分である勉強を頑張って、青春も楽しめよって話だよ。

そもそもメイクはまだしも、整形を大人が未成年者に勧めちゃダメでしょ。
というのも整形って危険だと俺は思っているからさ。
俺が好きな歌手である弘田三枝子DEAD OR ALIVEのピート・バーンズも整形に失敗しちゃってさ。
ピート・バーンズなんて唇をぷるぷるさせる整形に失敗して、今じゃマンガ「マカロニほうれん荘」のきんどーちゃんみたいになってるんだぜ。

昔はかっこよかったんだよピート・バーンズって。
でもその失敗のせいで、痛みに苦しんだり、病気になったりで。
しまいには失明する可能性だってあったんだから。
そりゃ今の技術は進んでいるかもしれないけど、ノーリスクな整形って絶対に無いからね。

だから将来性のある中学生に整形なんて俺は勧めたくないね。
顔がブサイクでも味のある良いブサイクってあると思うんだよ。
それはさっきも言ったとおり、生き方で変わるぜ。
本気でそう考えている。



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