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頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

「過去の遺物」張本勲は黙ってろ


張本勲氏、高橋大輔の引退会見を批判「辞めるのか辞めんのかはっきりせいや」


19日放送の「サンデーモーニング」(TBS系)で、野球評論家の張本勲氏が、フィギュアスケート高橋大輔選手の引退会見を批判した。
同番組のスポーツコーナー「週刊御意見番」では、14日に行われた高橋選手引退会見の様子をVTRで紹介。高橋選手は「現役に未練がないわけではない」などとコメントしていた。
VTRを受けて張本氏は「私ずいぶん引退会見見たけど、こんな奇っ怪な引退会見は初めてや」と声を上げた。司会の関口宏も「ねえ不思議」と同意。


マジで控えろよ張本。
引退会見は引退会見なんだからさ。
心身燃え尽きて辞めていく人もいれば、心身のどちらかが再起できずに仕方なく辞めていく人もいる。
またプロ野球とアマチュアスポーツとでは事情が違うだろ。 

本心はわからんけどさ、何か考えるところがあるだろう彼にも。
プロ野球は、あくまで個人の判断だから、続けたきゃ続ければいい。
球団にクビと言われない限りはね。
球団と選手でビジネスライクに決めればいいだけのはなし。

けれどもアマチュアスポーツはまた事情が違う。
国を背負っているわけさ。
あんな低い報酬で彼らが頑張っているのは、公というものを背負っている自負があるからだ。
だからこそ後進に道を譲らなければいけないこともあるかもしれないだろ。

そして高橋大輔は裕福ではない家庭に育った人である。
フィギュアスケート界では異例だよこれ。
家族はそれでも彼のために頑張ってきたわけ。
それこそ昼も夜も血の滲む思いで必死になって働いてさ。
そんな家族の思いも背負っているのに、あっさり引退とか言えねえだろうよ。

いろんな思いが彼にはあるのだから、外野が偉そうにあいっぱれとか喝とか言ってんじゃねえって話だぜ。
30年以上前にプロ野球を引退した、しかも時代錯誤的な精神論でしか物を言えないおっさんがだよ。
上からばかりじゃなくて、もっと彼の身になるがごとく語っていただきたいね。
脳みそ全部大胸筋かまったく。




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