前衛アングラ芸人・きぐるいツネちゃん(明智半平太)のブログ「昭和50年代少年のKOTOBASM」

団塊ジュニア世代とも、悲劇の世代ともいわれる昭和48年生まれが管理する、昭和ノスタルジーといまを語るblog。僕たちが生きてきた証のことば。それはイズムそのものである。(明智半平太)

いちばん面白い人間というのは芸人でなく学者なのかもしれない








いや、きっと人間というカテゴリーでみたなら素で面白いのは学者なのかもしれない。
カラムーチョのCMを観ていたらそう思わずにはいられなかったわ。
ホンマでっかTVでもおなじみの池田清彦先生が出ているんだけど正直やられたわ。
制作する側としてはあくまで芦田愛菜ちゃんの脇のような扱いだったんだろうけどね。





普通生き物ってね、辛いもの食べないんですよ。

 生き物は本能的に辛いもの避けてるのね。

人間は辛いもの食べるっていうとてもバカな生き物ですよね。

(ナレーション)もっとムーチョ!カラムーチョ!湖池屋



動物として人間はまともじゃない。 
 

これが最初のCM。
池田先生、ハナっからカラムーチョの存在意義を全否定。
生物学者として、毒のある論説を展開している池田先生。
CMはもうひとつのバージョンもある。



タイなどあのへんの人ってカメムシを香辛料にする。

新しいカラムーチョは、カメムシ味をまぶしたらいいと思う。

(ナレーション)もっとムーチョ!カラムーチョ!湖池屋


そういうカラムーチョだったら俺買うよ。

(食べます?)俺は喰うよ。 
俺は喰うよって言っちゃうところが学者の面白さなんだろうな素としての。
わざと面白くしようと思ったら喰うわけねえだろって方向に持っていくじゃない。
あっさり喰うよって言ってしまうところが学者なんだろうなあやっぱり。
ていうか先生最初のCMであれだけ言っていたのに、このバージョンではカラムーチョボリボリ喰ってるし!

池田先生バージョンと比べたら、芦田愛菜ちゃんのはなんかこまっしゃくれていて俺は魅力を感じなかった。
インサイト(消費者心理)を刺激する!」
このひとことが芦田愛菜ちゃんの真骨頂なんだろうけど、なんか素としての面白さを感じなかったんだよね。
俺は変態じみたところがあって、テレビとして画面にうつる計算されたものより、それ意外のところにあるものの方におもしろさを感じる人間なので、一般論ではないわけだけど。

ちなみにもうお一方、言語学者の金田一秀穂先生も出ているんだけど、こっちも面白いんだよね。
やっぱり学者って人間として面白いんだな。
ちなみに学者のお二方は、自身の書斎で撮影しているんだけど、どういう本があるのかを見てみるのも味わい深い楽しみだったりする。

しかしカラムーチョも30周年かあ。
最初はゲテモノ的扱いだったけど、いつのまにかスタンダードになっちゃった。
俺はあんまり辛いものは苦手なので実は一度もカラムーチョを食べたことがない。
インサイトを刺激されなかったんだな。




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