KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

キャラ弁におけるそもそもの問題


「キャラ弁禁止」の幼稚園が増えている? その理由とは 


さてそんな、子どもたちにもさぞ好評であろうキャラ弁だが、なんと近年、キャラ弁を禁止にしている幼稚園や保育園が増えてきているとの情報をキャッチした。こんなに色とりどりでかわいいキャラ弁がなぜ禁止に……!?

もうキャラ弁って俺にとっては違う世界のはなしにみえる。
キャラ弁を作る母親なんてどうせ専業主婦で、旦那は一流企業なんかに勤めててさ。
それこそ貴族だぜ貴族。
貴族ってよく酔狂なことやるじゃん。

そんな汽車のかたちをしたバスで送り迎えしていそうな幼稚園に通う子どものお弁当がキャラ弁なんだろ?
俺なんか保育所だったからわかんねえよ幼稚園の世界って。
俺が未就学児のころ、つまりは35年ぐらい前には、給食もあったり弁当の日もあったと記憶している。
当時は弁当なんて、みんな同じようなのを食べていたんじゃないかな。

真っ赤なウインナーとかさ。
当時からタコさんウインナーはあったね。
そして、このおうちのママはすごいなと思わせるのは何か。
それは玉子焼きがいかにきれいにできているかではなかっただろうか。
玉子焼き、それはママの愛の結晶だった。

お弁当に個性を持たせるもの、それは弁当箱だったな。
みんなそれこそ個性的な弁当箱を持っていた。
俺はいまだに自分のお弁当箱を覚えている。
それは楕円形をした、アルマイト製の「侍ジャイアンツ」のお弁当箱だった。

話をキャラ弁に戻そう。
幼稚園や保育園によっては禁止されているというキャラ弁
イジメやら衛生面の問題などあるけれども、根本的な問題があると俺は思うぜ。
そもそもキャラ弁っておいしいのかって問題だ。

マンガやらアニメやらのキャラクターを作るのに色彩って重要になってくるでしょ。
そうなると、本当は赤い色の食材を使った方がおいしいのに、それではキャラが壊れるので青い色の食材をなんとか探して使ってみましたってことがあるだろきっと。
それをカバーするのに、なんか得体のしれない不自然な食べられないことはないってだけのモノを使ったりしてさ。
そんな弁当おいしいわけがないんだ。

だいたい中には誰のためにその弁当を作っているのって感じのママもいるんじゃねえかな。
本来は子どもの健やかな成長のために作るのが弁当なわけじゃん。
なのにまずクックパッドで好評をもらえるのありきって人もいるんじゃねえかと。
ていうかそこで完結してんじゃねえかみたいな。

そんでもってだんだんネタ切れになってきて、どんどん無茶な、味とか栄養とか度外視の弁当になっていく。
そんなんやってる暇あったら、玉子焼きを作る腕を磨けよって俺は思うぜ。
その方がきっと子どもも喜ぶんじゃないかな。
きっとそうだし、そんなのいやだーって泣き叫ぶ子どもならそれは育て方が間違っているだけのことさ。

ご飯はキャンバスじゃないし、おかずは絵の具じゃないんだぜ。




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