まぁ、まずは一度、ビビッと来る地方に2週間くらい滞在してみるのがいいと思います。価値観変わりますよ。ぼくは高知に住んでマジでハッピーです。マイナスといえば、東京の外食が不味く感じるようになったくらいです。
— イケダハヤト (@IHayato) 2014, 11月 2
ITジャーナリストでブロガーのイケダハヤトさん。
俺はこの人ののファンでありブログやTwitterを読んでいろいろ参考にしている。
うなずける部分もあれば、それ違うだろというのもあり、問題提議という意味でも面白いんだよね。
ツッコミどころの多い人間のほうが面白いからね。
そんなイケダさん、 東京から高知へ引っ越してはや5ヶ月になる。
どうやら楽しい毎日のようだ。
俺らが学校で勉強したように、地方では過疎というのが問題になっている。
そういうなかでイケダさんみたいな妻子ある若い人が地方に移住するというのは一種のチャレンジといえる。
巷ではノマドというワードが一部で話題になっている。
ノマドというのはかい摘んで言うと、決まったオフィスを持たない働き方というのかな。
イケダさんの場合、紙媒体やブログなど執筆活動で主にメシを食べていけるからそれが成立するわけ。
ノマドというのは、他に遊牧民という意味もあるのね。
遊牧民もそうだけど自由さというのは裏を返せば大変ということでもある。
まあでも最低限メシがなんとか食えて、生活を楽しんでいけてるならいいんじゃないかと俺は思うのね。
ただひとつ気になることがあるわけ。
それはイケダさんのブログの名前にも表れている。
まだ東京で消耗してるの?
そして冒頭のTwitterのツイートもそうなんだけど、高知のよさを表現するため東京を貶す感じに違和感を感じたのさ。
もうちょっと高知の良さを表現してからでいいんじゃねえかなって。
でないと高知に移住したことの自己正当化にみえちゃうのさ。
食べ物のおいしさを比べるのにもベクトルの違いがあるでしょ。
なんといっても東京はあらゆるところから食材は集まってくるし、腕のいい料理人はやっぱり東京に多いよ。
ただ地産地消という面でいえば高知も魅力がある。
どっちが劣っているって話じゃないのね。
そこをもうちょっと考えないと、東京に住むしか今はできない人の反感しか買わないと俺は考える。