KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

山本聖子の元夫永島英明にみる正しい背中の見せ方

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山本聖子の元夫「2人が米で会っているのは知っていました」 

紗栄子(28才)とのドロ沼離婚から2年。本誌スクープを受け、テキサス・レンジャーズダルビッシュ有投手(28才)は11月18日、自身のツイッターレスリング元日本代表の山本聖子選手(34才)との交際宣言を行った。それが今、大きな波紋を広げている。
(中略)
確かに聖子は、この10月上旬、ハンドボール元日本代表の永島英明(37才)との離婚が成立したばかり。11月20日発売の女性セブンでお伝えした通り、ダルが元プロゴルファー・古閑美保(32才)らに行った聖子との“再婚宣言”は、そのわずか3週間後。そして前述の交際宣言は、そこからさらに3週間後のことだった。このあまりに早すぎる展開を、聖子の元夫である永島はどう見ているのか。自宅を訪ねると、彼は本誌の取材に重い口を開いた。
 現在、都内にあるアパートで暮らしている永島。間取りは1Kで、家賃は6万円ほど。まずは、交際宣言と共にダルがアップした“ハグ写真”について聞いた。 

ほっといてあげるべきなのか、言い分は聞いてあげるべきなのか難しいところだ。
ただ言えるのは、記事の見出しに名前を出してもらえていない時点で、”敗者の弁を聞きに行った感”がありありだということだ。 
1Kのアパートに住んでいるというところがまた・・・

以前にもこの件については書いたが、同じ1Kのアパート住まいのひとり身として、この先を読むのは忍びないかなとも考えた。
もうこういうのを嬉々として読むのは、肉食系男子とセレブ志向の女子だけじゃないかと。
世の中の中心人物だよこの人らなんて。

けどこの件については本当に興味があったので、読みすすめてみた。



「ネットでちょっと見ましたけど…いい写真でしたね。ぼくと彼女は、しっかり話し合って、納得した上で別れたんです。だからもう、お互い前に進まないといけません」

 そう言うしかないよな。
芸能人じゃないのだから、泥沼に引きずり落として外野の関心をひきつける必要もないし。
スポーツマンらしい爽やかな答えだ。

離婚成立後、長男の親権は聖子へと渡った。前述したダルの《子供とも仲良いですし》という言葉には、元夫の永島やその家族への気遣いは一切感じられなかったが、永島自身はそれに対しても冷静に受け止めている。

「なつかないよりはいいじゃないですか。息子が幸せになるんであれば、それでいいのかなって。息子がいちばんですから。彼女に対してもダルビッシュさんに対しても、100%、怒りも嫉妬もないんですよ。彼女が誰とつきあい何をしようと、別に息子と縁が切れるわけでもないですし、ぼくと息子の関係は一生変わらない。血のつながりですよ。ぼくは父親としての役割をこれからも果たすだけです」

 そして最後にこう言った。
「ぼくにはぼくの人生があるし、今後幸せになるつもりです。彼女にも、幸せになってほしいと思います」 
ん?
これは勝ち負けという範疇を超えたな。
受け答えが満点に近い。
誰も傷つけないし、後味も悪くない大人の対応だ。

記者の期待を裏切ったとも言える。
きっと女性誌の記者的には、子どもと仲がいいというダルビッシュに対しちょっとでも嫉妬したり、狼狽したりしてほしかったんだろうに。
いや違うのか、これはもう記者も応援モードなのか。

こうなるとみんなで応援してあげなきゃという感じだな。
もうダルと聖子はそっちはそっちで幸せにやってなさいというところか。
人生人それぞれだよな。
納得させられてしまった。

このお父さんの気持ち、息子に届けばいいな。