前衛アングラ芸人・きぐるいツネちゃん(明智半平太)のブログ「昭和50年代少年のKOTOBASM」

団塊ジュニア世代とも、悲劇の世代ともいわれる昭和48年生まれが管理する、昭和ノスタルジーといまを語るblog。僕たちが生きてきた証のことば。それはイズムそのものである。(明智半平太)

若手の女性社員さん、同期の男性より大きな仕事を任せます―― 男性諸氏は前向きにとらえよう







image


若手の女性社員を優先育成します シャープが人材活用策


若手の女性社員さん、同期の男性より大きな仕事を任せます――。シャープが2015年度にも、思い切った人材活用に乗り出す。女性社員が育休・産休を取っても復帰後すぐに戦力になれるよう、早めに経験を積んでもらう。

 深堀昭吾執行役員は4日の発表で「『どうせ女性はいつか辞めるから』と、重要な仕事を与えなかった従来の発想を変える」と説明した。

 まず管理職を対象に研修会を開き、優先して若手女性にプロジェクトリーダーなど責任のある仕事を与えるよう指導する。また、来春採用の新卒女性70人のうち20人を伝統的に男性が多かった営業職に配属する。約2千人のうち女性は約30人だけという「男職場」から変える。 
ということはだ。
裏をかえせば今後シャープという会社は、男性に対して「男は仕事だ」と言わないということでもある。
なので、どんどん育休や産休をとればいい。
とってもとらなくても出世に影響がないのならば、とったほうがいいに決まっている。

育児をとおして家族の意味を見つめなおすのにもいい機会ではないか。
出世ばかりが能ではない。
ましてや終身雇用制度も保証されない時代だ。
愛社精神という精神論で自分を犠牲にする必要もない。

こういう制度に対して、それでも会社のために尽くさなければと無理するのはムダである。
時のながれに身をまかせ、ライフワークバランスを考えて生きていけばいいのだ。
それが会社にとって吉とでるか凶とでるかはわからない。
けれどもそれは一社員の責任ではないのは確かだ。

この制度は男性に特権をあたえるものではない。
あくまで企業イメージの向上を狙ったものだ。
この制度はやっぱり「男は仕事だ」というジェンダーバイアスは残すからこそ成立する。
というのなら、きっとどこかで歪みが出てくるはずなので、考えたほうがいい。 

そのぶん今度は、シャープの男性社員の配偶者にしわ寄せがくるだろうから。
だったらまだ結果の平等より、機会の平等をめざすべきだ。
そして社会も男性だから女性だからではなく、それぞれの能力が発揮できるようにならないと。
それは新しいことを考えて、やればいいというだけじゃない。

むかしの知恵も活用しなくちゃ。
いまこういう問題が起きているのは、むかしあったものを壊した結果じゃないだろうか。
核家族なんてその結果でしょ。
向こう三軒両隣なんてもはや死語だし。

いま保育園をうちの近くに作るななんて言ってるひとがでてくるのも、それらの総合的結果なんじゃないかな。
まず社会のありかたと家族の再構築が大事かな。
じゃないと、一つの会社だけでこういうことやりますって言っても眉唾ものなんだよね。