前衛アングラ芸人・きぐるいツネちゃん(明智半平太)のブログ「昭和50年代少年のKOTOBASM」

団塊ジュニア世代とも、悲劇の世代ともいわれる昭和48年生まれが管理する、昭和ノスタルジーといまを語るblog。僕たちが生きてきた証のことば。それはイズムそのものである。(明智半平太)

はいはい純粋で良識ある多数派なのはわかったから








山田優が生後2か月の長女を連れ居酒屋に 医師と学者が苦言 



 今年9月に念願の第一子となる長女が誕生した、小栗旬(31才)と山田優(30才)夫妻。12月上旬のある夜、山田はその愛娘を連れて、自宅近くの居酒屋を訪れていた。ドラマ『信長協奏曲』(フジテレビ系)の撮影真っただ中ということもあり、小栗の姿はなかったが、山田の母親が一緒だった。
(中略)
(中略)

オーク住吉産婦人科の田口早桐医師はこう話す。

「外出することは問題なく、時間帯も夜だからダメとかそういうことはありません。ただ、赤ちゃんはいったん風邪などのウイルスに感染すると、重症化する可能性があるので、換気が悪く、人が集まるような場所に行くのは避けた方がいいです」

 また教育学者の深谷昌志氏もこう指摘する。

「赤ちゃんは何も言わないのでわかりませんが、夜7時から10時にかけてガヤガヤとした場所で灯りが煌々とついている場所にいるというのは決していいとはいえません。すぐに何か問題が起きるわけではありませんが、後々、お子さんの体調や性格、行動などに影響が出てくる可能性が高くなります」 

そんなたかだか1回やそこら自分の赤ちゃんを連れて居酒屋行ったぐらいでどうにかなるもんじゃない。
mixiニュースのコメントやつぶやきでも、まあ心が純粋な正義な徒が大活躍だ。
選挙の棄権に怒る人とか、こういうのに良識あるコメントを書く人は本当にごくろうさんである。
だがぶっちゃけ、すぐに死ななきゃいいじゃないのって感じているのだ。

そんな純粋培養で育った子なんて、かえって不健全な気がするのだ。
そりゃあ医者や学者は言うだろうけどさ。
職業だもん、ただちに影響はないなんて言ったらある種の職務怠慢ってやつだが。
一般ピープルのわれわれがああだこうだいってもねえ、まあああだこうだ書くためにブログやSNSってあるんだろうけど。

みんななにげなく書いているけど、そのなにげなくが集まるとなんだかなあって感じる。
まるで中世の魔女狩りのようだ。
ちょっと良識とちがうことやるとそれがすべて”不服従と異端”であるかのようになってしまう。
そして一歩離れたところで処刑されるのをながめて、処刑されない側の自分の立ち位置に安堵しているのだ。

選挙の投票なんかもそう。
投票なんていうのは、権利であり義務ではない。
自分の意見がとりあげられるよう機能していないと思えば棄権するのも権利であるのに、純粋なる良識をお持ちの多数派のみなさんはここぞとばかりにまるで棄権するのが非国民であるかのように、叫びつづけるのであった。

今回の問題も、要は医者や教育評論家のお墨付きがあるからこその良識派アピールである。
べつにそんなことこれ見よがしにアピールしないでもって感じだが。
でも見てもらいたいんだな。
SNSのおともだちにイイネをもらいたいんだな。

山田優が赤ちゃんをつれていくのなんてそれこそまさに自己責任。
社会に迷惑をかけない範囲で自由にやる、自己責任という言葉はこういうときにつかうのだ。
社会からとやかくいわれるすじあいはない。
むしろおおらかでいいじゃないか、純粋培養で育てられるよりも。

赤ちゃん、わんぱくでもいい、たくましく育て。