KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

そんなにダメだったらハンカチ王子こと斎藤佑樹を千葉ロッテに


そろそろ“賞味期限”が切れそうになっている。北海道日本ハムファイターズ斎藤佑樹投手のことだ。12月3日、札幌市内の球団事務所で契約更改に臨み、今季2800万円から300万円ダウンの2500万円でサイン。今季は右肩関節唇損傷(みぎかたかんせつしんそんしょう)からの再起を図って開幕ローテーション入りしたものの、先発した2試合で防御率7.36と結果を残せずに二軍に降格。出だしからつまずいたが、約3か月後の7月31日・ロッテ戦で785日ぶりの白星を挙げた。とはいえ、一軍での登板試合数は結局6試合で2勝1敗、防御率4.85とお世辞にも誉められた内容ではなかった。

 そんな斎藤には「この成績でよく2500万円ももらえるな」という冷ややかな声も方々から耳にする。それでも本人はどこ吹く風で契約更改後も「2勝しかできなかったんですが去年は0勝だったんで、それに比べたら方向性というのは示せたんじゃないかなと自分では思っている」と強気の言葉に終始。これには取り囲んでいた記者の一部から失笑も漏れ伝わってきた。こういうKY的なところも周囲の反感を買う要因となっているのは否めないだろう。 

 “ハンカチ王子”斎藤佑樹の人気はなぜ凋落したのかより引用


賞味期限切れそう?
だったら千葉ロッテマリーンズに来てくれないだろうか。
マリーンズファンからいわせてもらえばさ。
2500万円以上の宣伝効果はあるだろうし。

強気?大変けっこうじゃないか。
自己主張は若いプロ選手には必要だ。
礼儀も正しい人だし、筋はきっちり通している。
そもそも26歳で賞味期限切れもなにもないじゃないか。 


当時の状況を知るセ・リーグのスカウトはこう述懐する。

 「もともと中学時代にも地元の群馬で名を馳せていたし、早実でも1年生でベンチ入りしていたのだからそれなりに実力はあった。でもこれは当時を知る人間ならば誰もが分かっていることだが、彼はそれほど抜きん出るような存在ではなかったんだ。それが2006年の夏に甲子園で伏兵と見られていた立場から、あれよあれよと勝ち抜いて中田を抑え、田中にも投げ勝ってV投手になってしまった。

 彗星のごとく現れ、しかも甘いマスクとマウンドで汗を拭うハンカチがトレードマークとなれば、メディアが放っておくはずがない。あっという間に斎藤佑樹という存在が持てはやされ、大スターへと祭り上げられてしまったというのが当時の真相だ」

要は超一流でもないのにスーパースターへと祭り上げられてしまったという見解である。この関係者は「それが不幸の始まりだった」とも断じているが、そう言いながらも2010年のドラフトで同関係者の所属球団は斎藤を1位指名しているだけに本心には獲り損ねた“恨み節”も多少加わっているような気もする。
ここはツッコミどころがいくつかある。
まずは後出しじゃんけんじゃん!ってことね。
そういうなら1年目から言えよと。
ていうか指名してたんかい!

でもってこれ書いたライターにもひとこといいたい。



ドラフトで斎藤佑樹を指名したのセリーグでは1球団だけだから。

斎藤もそうだけど、ことしこそは早大の同級生で同じ年のドラフト1位だった西武の大石と広島の福井にも頑張ってもらいたい。
ちなみに今年マリーンズに入った田中投手と、ドラフト1位なのに田中の陰に隠れてしまった中村選手にも。