KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

スリリングな展開こそ生放送の醍醐味

小生は生放送が好きであります。
なにがあるかわからない感じが好きなのです。
TBSのオールスター大感謝祭みたいな長時間になると、なおいいです。
生放送でしか観られない隙みたいなのがあると、狂喜乱舞します。

さらに、コーナーの解説者を務めた心理カウンセラーの塚越友子先生が「つりあい仮説と言って…」と説明していると、真横で顔を見ていた坂上が「塚越さんって、よく見るとガマガエルみたいですね」と発言。進行の伊藤利尋アナウンサーが慌てて

「生放送ですから編集できません。この男が言いました! 一番、生放送に向いてませんから」

と坂上の責任を追及する事態となった。

辻仁成、『バイキング』で坂上忍を一喝。「ホントに失礼! 生放送に向いてない」 

さて、バイキングも放送開始から1年になろうとしています。
4月からは、月曜日から金曜日をとおして、MCが坂上忍さんになります。
そうきまった矢先にこの事件とは、やってくれます。
前番組の笑っていいとものタモさんもそうですが、なにやるかわからないというひとが、生放送の司会をやるというのはスリリングでいいとおもいます。

しかし悔しいのは、お笑いをやるものが、いまこういうスリリングなことをやると、問題視されるということです。こういうのは、坂上さんとか、芥川賞作家の西村賢太さんなんかがやるから許されるのです。
さいきんのお笑い芸人は、制作側が決めた枠内で、制作側の都合よく動くことしか求められていません。
そしてテレビを観るひとでも少なくないひとが、お笑い芸人がなにかやらかすと目くじらを立て、おとなしくなるとつまらないと、上から目線でいいそして揶揄するという、そんな時代になっています。

ちなみに塚越友子先生は、日本テレビ系列の「ナカイの窓」に、レギュラー出演しています。
ちょっとエラがはっているので、ガマガエルとたとえられると、なんかわかる気もするのです。
でも塚越先生の名誉のためにいわせてもらうと、はにかんだ笑顔がとてもチャーミングな美形のひとです。 
もっちりしたくちびるも素敵な…あ、だからちょっとガマ…止めておきます。

なのでシャレになるのです。
そしておとなの対応をする先生はさすがであります。
こなれています。
でももっと変人っぽい学者のひととかバイキングに出しても面白いのではないでしょうか。

同じくナカイの窓で常連の矢幡洋先生とか。
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フジテレビには、ぜひ攻めの姿勢でやってほしいものです。



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伝説になること間違いありません。