前衛アングラ芸人・きぐるいツネちゃん(明智半平太)のブログ「昭和50年代少年のKOTOBASM」

団塊ジュニア世代とも、悲劇の世代ともいわれる昭和48年生まれが管理する、昭和ノスタルジーといまを語るblog。僕たちが生きてきた証のことば。それはイズムそのものである。(明智半平太)

多趣味にみせることが趣味みたいなひと







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そういうひとはいます。モデルの押切もえさんもそのひとりで、ゴルフ、ピラティス、茶道など20種類以上も自分みがきの趣味を持っているそうです。趣味と実益をかねてということばもありますように、仕事と直結している部分も多々あるのでしょう。


そういうわけで、その押切もえさんが、『有吉反省会 美女と猛獣の2時間スペシャル』(日本テレビ系)に出演したのであります。反省の内容は、
”「農業に興味しんしん ハマってます」と農業好きをアピールしていますが、実はなんちゃって農業である”
であります。


押切もえさんといえば、蛯原友里さんや山田優さんとともにファッション雑誌「キャンキャン」のモデルとして有名でした。カタカナで書くとなんかバカっぽくみえてしまうのですが、そんな彼女が過去に、農業について熱く語っていたわけです。


公式な発言だけでも、

”田植えは自分との闘い、無我の境地”
”強く生きて!と苗の母親気分”
”小さな米粒に、命の循環を感じる”

など、名言のオンパレードなのであります。


なのになにが”なんちゃって農業”なのか、つまりは肉体労働であるはずの農作業を、おしゃれなハットにレザージャケット、チェックの赤いミニスカートにブーツという格好でやっていたわけです。そんな押切もえさんにとって農業とは、

”自然への感謝”

なのだそうです。


そんな美味しいお野菜を食べたい、育てたいという想いがあってはじめた農業なのですが、いまはやっていないと衝撃の告白するという”なんちゃって農業”の反省以前の問題でした。なんでもいっしょに行っていたひとが、忙しくなってしまって行けなくなってしまったからだとか。


まあおそらくそのいっしょに行っていたひとというのも、仕事関係のひとなのでしょう。
押切もえをつくるひと”
関係のひとでしょうおおかた。多趣味にみせることが趣味でそれを実益にしているひとの面目躍如といったところです。面目躍如という言葉の使い方が正しいかどうかわかりませんが。


トップモデルは、服だけでなくことばも着飾らなければいけないから、しょうがないのでしょう。ただ、有吉反省会に出演して反省するというのは、露出としては大きいけれども、諸刃の剣みたいなところがあります。CMでは宮崎あおいさんとか前田敦子さんとか出ていましたけど、絶対このふたりは有吉反省会に出ないと思うのです。


ある種の勝負に押切もえは出た、そんな気がします。あしたはどっちだ。知らない。