KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

マクドナルドにママ目線なんかいらない


東京でいちばん美しいものはマクドナルド。
ストックホルムでいちばん美しいものはマクドナルド。
フィレンツェでいちばん美しいものはマクドナルド。
北京とモスクワはまだ美しいものがない。

——アンディ・ウォーホル


日本マクドナルド(東京都新宿区)は2015年5月11日、母親がメニューや店舗、自社の食品加工工場について意見を述べる取り組み「ママズ・アイ・プロジェクト」を開始すると発表した。
プロジェクトのコンセプトは「食品について特に厳しい目を持つのは、いつも家族のことを想う母親(ママ)である」。一連の異物混入事件などで離れた女性客やファミリー客を呼び戻す作戦とみられるが、ネット上では厳しい意見が目立つ。食の専門家も「飲食店のプロが素人に意見を求めるのは論外」と手厳しい。

マクドナルドの「ママ目線」プロジェクト 「もう何がしたいのか分からん」との厳しい指摘も 


サラ・カサノバさんも、そろそろ気づいたほうがいいとおもいます。マクドナルドにだれかの目線なんていらないのです。無機質であればいいのです。それこそアンディー・ウォーホルの作品のように。目にみえるようなメッセージなんていらないのです。


無機質でかまわないから、ひろく誰でも受け入れていればいいのです。全席禁煙にしたりして、だれかを特別扱いにするようなことをするからダメなのです。だれもマクドナルドに味なんて求めていないのですから。ただ座って気がねなくおしゃべりできたり、本を読めたり、勉強できればいいのです。


特別にママさんをピックアップしたって、客なんかきません。どうせハッピーセットが豪華になるぐらいにしかなりませんから。べつにママさんがダメだと言っているのではなく、ほんらいマクドナルドはそういうところなのだということです。 


ジャンクフードを食べているのだという、ちょっとした罪悪感をかき消してくれるような安息の空間をみんなに下さい。 小生は、子どもの騒ぐ声も、BGMにしてくつろげますから。雑多なところがマクドナルドはいいのですから。コーヒー飲んで30分ぐらい休ませてくれるような空間を下さい。