KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

クッキングパパの作者うえやまとち先生「きょうの料理」登場

じつは小生、NHKきょうの料理」の大ファンなのである。なんと今回は漫画家うえやまとち先生が登場ということで、すかさず録画してしまった。うえやまとち先生といえば、「クッキングパパ」の作者である。ちなみにいま巷ではやっている「おにぎらず」もうえやま先生考案だ。


今回はそのおにぎらずと豚めんロールを披露。うえやま先生の豪快さと、後藤繁榮アナウンサーの気さくなおねえのようなトークがベストマッチングし、見ごたえある回にしあがっていた。


豚めんロールは、2キロの豚バラ肉に切り込みを入れ広げ、広げた豚バラ肉の上にたっぷりとくずれ辛子明太子を敷きつめる。 さらにその上にこれまたたっぷりとシソの葉を敷きつめる。そしてそれを巻いてタコ糸でしっかり固定する。それをオーブンで焼いてできあがりである。


おそらく今回観たであろう主婦のひとで、豚めんロールを作ってみようというひとはおそらく存在しないであろう。あまりにも男の料理すぎる。男の料理はロマンまるだしなものだから、ハナっから経済性など度外視なのである。またもうひとつ問題がある。

なんと総カロリーが8000カロリーもあるのだ。


そりゃそうだ。あれだけ辛子明太子をたっぷり使っているのだから。 マンガならば夢物語ですむが、NHKの「きょうの料理」で実演したあげくに、ぜひみなさん作ってみてくださいって言ってしまうのはヤバいだろう。どこかの団体に抗議されないだろうかと心配になる。


もしこれを「きょうの料理」でやることに問題視しお怒りのひとがいてもどうか許してあげてほしい。 後藤繁榮アナウンサーのウィスパーボイスに免じて今回だけは。