KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

うなぎコーラなんて売れるはずがない

近年ペプシコーラがきゅうり味とか出すものだから、コーラの世界がもはやなんでもありになってしまった。小生がこどものころは、コーラのレシピは門外不出といわれていたものだが、いまやコーラもカオスな時代である。


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7月21日に発売される「うなぎコーラ」。ネット上では「ご飯に合いそう」「うな重のタレにしか見えない」などと話題になっています。開発したのは静岡県島田市の木村飲料。これまでにもカレーやワサビ、緑茶味の炭酸飲料を世に出してきました。
「大手が100人中97人おいしいという商品を売り出すなら、われわれは残りの3人がおいしいという商品を作ろう」
と話すのは社長の木村英文さん(59)。単なる話題づくりではなく、地場の中小企業ならではの戦略がありました。

「うなぎコーラ」 万人受け狙わない戦略 「潰れる…」営業は悲鳴 


やはり静岡か。静岡といえばうなぎパイだもんな。うなぎパイは好きなのだけれども。地場の中小企業がつくるのならば、こういうニッチな商品はなりたつのかもしれない。インターネットが発達しているから、販売網がなくても話題になったらイケそうだ。大手ではぎゃくに、できない商品だ。


転機となったのが2005年に発売した「必勝合格ダルマサイダー」。静岡県内の神社で原材料に合格祈願をして、受験生向けに発売したところ、全国から注文が入るほどヒットしました。


これはまた中小企業にしかできないグッドアイデアだな。どうやら木村飲料の社長はチャレンジャーのようだ。やはり中小企業を率いるひとは、これぐらいの行動力がないとダメなのだろう。


その後、伊豆半島の名産であるワサビを使った「わさびらむね」や、社長の好物であるカレー味の「カレーラムネ」などを発売。いずれも、社内の営業マンからは「こんなもの売れるか」「今度こそうちは潰れる」といった反対の声が上がったそうですが、木村さんは押し切りました。

しかしここまでくるとな。社長は失敗したら自業自得だしいいかもしれないが、家族の生活がかかっている営業マンからしたらふざけるなといいたくなるのもわかる。だが、社長はチャレンジャー精神をうしなわない。


大手が100人中97人がおいしいという商品を売り出すなら、われわれは残りの3人がおいしいという商品を作ろうと」  そんな思いで世に出した「わさびらむね」や「カレーラムネ」。

話題性もあり、予想以上の大ヒット商品になりました。

よくよく考えたら、うなぎコーラもいけるかもしれない。夜の飲料・うなぎコーラ。イエス・ノー枕がイエスになっていたら、飲んでその夜はガンバレみたいな。唐突にむかしの新婚さんいらっしゃいネタで恐縮だが。およよ。