KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

あせも戦記

夏になると暑さとともに、奴が襲ってくる。毎年悩まされているのだ。それがあせもである。ことしはわけあってクーラーのないので、とくにひどい。おなかのあたりはすでに真っ赤になっている。そういうわけで、ことしは立ち上がった。


いままで自然治癒にまかせていたのだが、あまりにもひどいので、対策を練ったのである。夏はながい。毎年のようにすごいといわれているエルニーニョ現象に、小生は戦いをいどむことにした。もう手をこまねいているわけにはいかない。まずは敵を知ることからはじめた。


あせもとは大量発汗時に汗の管である汗管が閉塞し、汗が皮膚の外に出ずに汗管外(皮膚内)に漏出して発症する皮膚疾患である。小生のばあいは、ポロシャツ&チノパンで肉体労働をしている。お年寄り相手のしごとなので、クーラーをガンガンにきかせるわけにはいかない。


そうなのだ。ベルトで汗腺がふさがれて、それでおなかにあせもができるのだ。そのほかにも脇や胸におしりや膝裏などにもできているのだが、たいてい衣服でしめつけられている。これで原因は究明できた。


なので対策として、もう下着はぜんぶ綿素材にして汗を吸収させることにした。そして職場に着替えを余分に、そして大量のタオルを持っていくことにした。しかしそれだけでは足りない。いかんせん小生は、血統書付きのデブ汗男なのである。血統書はウソだが。


なので体拭きシートも持っていくことにした。



大王製紙ってたしか社長が、ラスベガスのカジノで大量に会社の金を使ったことで話題になった覚えがあるが、このさいそんなことは関係ない。


あとはアパートに帰ったら、マメにシャワーを浴びることで対応していこうと考えている。しかし今年はこれにプラスして、薬局であせもの薬を買うことにした。

【第2類医薬品】アセモアパウダースプレー大容量 80g ×5
2012-04-30


やはり弱いとはいってもステロイドは副作用がこわいので避ける。とりあえずこの薬はステロイドは不使用なので、即効性はないかもしれないが、とりあえずかゆみはおさまるので、ゆっくりじっくり治すことにしたのであった。