徳光さんは2015年7月26日、国生さゆりさんのベストアルバム発売イベントに出演。スポーツ各紙によると、会場のファンからAKBの推しメンが誰かという質問があり、国生さんが「同郷(鹿児島県)の柏木由紀ちゃん。頑張っていただきたい」と答えた。
すると徳光さんはポツリと、
「顔が浮かばないなぁ。年だから」
とつぶやいたのだという。 この発言が日刊スポーツによって報じられると、AKBファンは激怒。それもそのはず、徳光さんは2010年から毎年AKB総選挙の司会進行役を務めているからだ。
徳光さん、「AKB柏木の顔が浮かばない」 総選挙の司会やってるのに!とファン怒る
これは誰が悪いというものではない。べつに柏木由紀の顔になにか欠陥があるわけではない。いうまでもなく柏木由紀は美しい。しかしそれでも覚えられない顔というのはあるのだ。年をとるということはそういうこと。74歳になってみたらわかる。
老人福祉のしごとをしているとよくわかるのだ。お年寄りはお相撲が好きだが、なかなか顔と四股名が一致しないことが往々にしてある。白鵬と稀勢の里がごっちゃになっているひともいる。 中には解説席にいる舞の海の名前が出てこなくて、あああれだ、グルコサミンだとかいうひともいる。ていうかなんでグルコサミンはわかるのだ婆さん。
なわけで、徳光和夫を責めてはいけないのだ若者よ。司会というのは、とどこおりなく進行さえすればいい。そう割り切ろうではないか。あとの情報は、宮根にしゃべらせておけばいいのだ。
よく考えてもみてほしい。AKBの総選挙において、徳光和夫の功績は大きい。あれほどの実績とネームバリューのある司会者を起用したことで、総選挙に箔がついたのだ。あれがまた中途半端な司会者にしたら、うさんくさいものになっていただろう。おそらく幅広い層のひとの目をズームインさせることはできなかったに違いない。
ただ、
「3分の2の子は、そのまま実家に帰った方がいいんじゃないか」 とも言ってのけたという。
これがもし本当に言ったのならばいただけない。罰ゲームものである。なので来年の総選挙では、”敗者の味方”となって、ヘルメットをかぶり、100位以内に入れなかったメンバーのファンにピコピコハンマーで殴られてもらおう。
死ぬか。
前言撤回。