KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

わかしおに乗ってぼくの家までいらっしゃい

3105a



仕事がえりにアパートのちかくにあるミニストップに寄ったら、こんな本が置いてあった。



すごいなミニストップ。店長の趣味であろうか。だとしたらやるな店長。ちなみに小生は鉄オタではない。むしろ小生は鉄オタみたいなにんげんは嫌いである。また鉄オタも小生みたいなにんげんは嫌いであるにちがいない。 


しかしこのトレインマークというのは好きなのである。どれをとっても味わい深い図柄だ。そしてまたむかしの特急列車というのは、なにかこう郷愁みたいなものをかきたてるのであった。 


みなさんもご存知のとおり、小生の出身地である千葉は新幹線が止まらない。たしか通りもしなかったのではないか。ちょっとはかすっているのか。忘れたが、とにかく新幹線だとかましてやリニアモーターカーとか無縁の、本州からはみ出した僻地なのである。


だからかしらないが、特急列車は千葉をくまなく通っている。無知なので大人の事情は知らない。内房へは”さざなみ”。銚子へは”しおさい”。そして外房へは”わかしお”。なんだ千葉って海しか売り物がないのかってぐらいに海にまつわる名前である。成田エキスプレス? まあそれは置いておこう。


小生の実家の最寄り駅が成東というところで、わかしおが停車する。成東は高速バスも走っていて、東京駅から1時間半で着き、料金は片道1550円なのであるが、やはり高速道路を通っていくのとはまたちがう風情がある。 


ぜひわかしおに乗って、成東まで旅に来るといい。知らない街を歩いてみたいジェリー藤尾みたいな方にはぜひおすすめしたい。だが。

DSC01559
 

駅のまわりはほんとうになにもない。