KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

喰らうことは生きること

こんなにマジメにNHKの朝ドラを観たの初めてかもしれない。

16日放送のNHK連続テレビ小説ごちそうさん』で平均視聴率が27.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を獲得した主演の杏は、視聴率はいいのに評判が「いまひとつ」と「週刊実話WEB」に書かれてる。理由は、「NHKの看板であるテレビ小説の主役なのに、CMに出過ぎるから」

サイゾーウーマン「しいちゃんの芸能解説講座【裏】」より引用)
http://www.cyzowoman.com/2013/10/post_10265.html



もうこうなってくると、すれ違いざまに肩がぶつかり因縁つけて慰謝料請求するチンピラと変わらない。
私の方は1話から欠かさず観ている。
第1話の冒頭、舞台は昭和20年大阪の焼け跡。
主人公のめ以子が腹を空かせた子供達に芋と野菜の味噌汁を振る舞っている。
おいしそうに食べる子供達。
それを優しい眼差しで見ているめ以子。
表題の「喰らうことは生きること」という言葉は、この時ナレーションの吉行和子さんから発せられたものだ。
主人公はどういう生い立ちを経て、こういう人になったのか、気になった私であった。
だから見続けている。
話自体はフィクションだけど、話を通じて伝えられるメッセージはノンフィクション。
食というのはやはり人間のメインテーマである。
飽食の時代と言われてかなりの時が経つが、人は誰しも食いしん坊を心の中に飼っている。
ただ何でもいいから食べたいというのと、もっと美味しい物を食べたいという違いはあるけれど。
だからこういうドラマは強い。

もう一つ違った観点で。
め以子がもし現在まで生きていたとしたら108歳。
もう大正時代に青春期を過ごした人の話を聞くのはまず不可能だ。
だからこそドラマで映し出される服装、建物そして食事などなど語り継がれた当時の風景を観るのを楽しみにしていたりする。



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