KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

アメリカンドッグがあらわれた!

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ラジオを聴いていたら、アメリカンドッグの話が出てきた。
あれはNHK FMで夕方にやってる音楽遊覧飛行という番組だった。
最初は大阪万博の話。
あるリスナーさんの万博で印象に残っている物ベスト3って事で、

①月の石
動く歩道
③アメリカンドッグ

という話だった。
その人が言うには大阪万博をきっかけにアメリカンドッグはやってきたらしい。
話を聞いているうちに無性に食べたくなった。
だが最近なかなかコンビニとか探してもお目見えしないんだな。
探しても無いのがアメリカンドッグ。
ある時フラッとコンビニに寄ったら偶然みつかるのがアメリカンドッグ。
見つけるとつい買ってしまう。
さあ、すばらしい味の世界のはじまりだ。
柳生博がこちらを見て微笑んでいる。
アメリカンドッグといえば、皮。
ほのかな甘みがおいしい。
こどもたちの夢と喜びが詰まったウインナーを包み込んでいる。
ケチャップの酸味とマスタードの辛みと交わり口の中は味覚の遊覧飛行。
粗方食べ終わると、最後に皮のカリカリな部分が串に残る。
それも私は食べる。
そこで初めて物語は完結するのだ。
柳生博が枯れた男の背中を見せて帰っていく。