KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

「ドタキャン」「無断ブッチ」にどう対処するか。

イケダハヤトさんのコペルニクス的転回とも思える理論をご覧あれ


いやでも正直すっきりしないところもあるにはあるのだけれども。

ぼくはアポをドタキャンされたりブッチされたりすると、かえって嬉しくなります。

別に聖人ぶっているわけではなく、アポがなくなると、それだけ自分の時間が生まれるからです。実際、ブッチしてくれたお陰で、ぼくはこうして朝からブログ記事を書けており、午後は娘と遊ぶ時間を取ることができそうです。優しさというよりは、むしろ100%利己主義ですね。

ihayato.書店「イケダハヤトはMTGの「ドタキャン」「無断ブッチ」を歓迎します」より引用



そう。
後にも先にも相手に期待を抱かなければ、この考えは成立する。
デートの約束を取り付けたのに、相手にブッチされると相当傷つく。
だがそれは裏を返せば、相手に対する欲望の強さの表れなのであろう。
エゴイズムって奴か。

私は考え事をよくするので、人と会う時にも何を話そうか考えたりする。
それでブッチされると、時間返せと言いたくなる。
その時間分もっと他の事を考えたり出来るからね。
もしかしたら面白い一発ギャグが生まれたりするかもしれないじゃない。
それが私の中にある、もったいないおばけの正体である。

イケダハヤトさんに聞いてみたいのは、これが学生じゃなく自分の素養を高めてくれる様な先達者だったらどうか?という事だ。
はたして自分の時間が生まれて嬉しいと割り切れるだろうか。