KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

大槻教授の独壇場

もう何があろうが私は大槻教授を見守り続ける。


テレビで超常現象の番組をやっていたので観る。
今回は超常現象肯定派6人に対し大槻教授1人。
だが、大槻教授は動じる事なく、唯々大槻教授であった。
モニターから流れる不思議な映像を前にしても、唯々大槻教授
もう科学的な根拠を示してロジカルに反論する事も無くなったが、でも大槻教授
それでも、国家機密を入手したと言い張るたま出版の韮澤社長に、

「なんでそういう大事な情報をあなたに教えるのよ!」

といつものツッコミを入れてくれさえすればもうそれでいいのだ。
これが私は見たいのだもの。
もはや伝統芸能だ。
昔、子供の頃に観た笑点の、歌丸師匠と小円遊師匠の「ハゲ」と「(化け物の)バケ」の罵り合いに似ている。
あれも毎週の様に観るのだが全然飽きが来なかった。

しかし、大槻教授に代わる人って出てこないなあ。
超常現象肯定派に真っ向から戦いを挑む学者の先生が。
普通、学者はそんなの相手にしないと言っちゃうのも淋しい気がする。
そういう意味で大槻教授はすごい人だ。
いつまでもお元気で私たちの前に姿を見せ続けてもらいたい。
切に願う。