KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

笑ってはいけない地球防衛軍

個人的に一番笑えなかったのは劇団ひとりさんの卒業アルバム破りだった。
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あれはいくらなんでも無いわ。
なんか侵しちゃ行けない一線を越えている気がする。
笑えないどころか別に誰かを傷つけるわけじゃないから怒りすらも生まれず、後は悲壮感と喪失感しか残らない。
逆にホリケンさんは、人にいたずらをするのならちゃんと笑いを取って欲しかった。
あれじゃ長州さんやられ損だもの。

って言うのは簡単だが、笑いをとる難しさというのを痛感したなあ。
大晦日の特番でしかもあの5人を前にして笑いをとるってすごい難しいことだ。
生半可なことでは無理。



お笑い仲間のうたさんが言っていたジミーちゃんとヘイポーさんのところは、笑えないというより物足りない。
もう終わり?という感じであった。
しかもあの強烈なキャラクターを一緒にしちゃったから余計時間が短く感じてしまって。
別々にしみじみと味わいたかったなあと。
個人的にこの番組は、いつもテレビに出ているプロのお笑いの人は出番を少なめにして、ここでしか見られないという人をもっと出してほしいなと今回感じた。

遠藤さんのご家族がとてもよかったし。

新おにぃがいなくて寂しかったし。

板尾嫁が元気で何よりだったし。

ジミーちゃんの野生っぷりがもっともっと見たかったし。

あと感じたのは今回かなり良識というものに対して挑戦的だったということ。
蛭子さんの汗で塩を抽出し塩大福を作るのとか。
テレビマンの覚悟を大晦日にして見せつけられた感がある。

本当に笑いをテレビカメラの前で取りにいくのは難しい。