KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

小保方晴子さんと佐村河内守氏の違いについての考察

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ネタになるか否か



ワイドショーでも話題のSTAP細胞の件。
捏造と騒いでいる人たちはますまづ感情的になっていないか。
卒業論文がコピー&ペーストだらけでも、STAP細胞そのものが捏造と決まっているわけではないから。
もう少しマスコミもネット民も静かに見守ろう。
この段階で研究者としておしまいと言ってしまうのはまだ早い。
また改めて論文を作り直せばいいことだ。


佐村河内氏の場合

佐村河内氏もワイドショーで話題になったが、この人の場合ツッコミどころも多くネタとして面白い。
まだシャレになっている。
その代わり佐村河内氏の場合、ネタにして笑いにする分、我々は彼が今回の騒動をネタにしてメシの種にすることを尊重しなければならない。
だが、小保方さんの場合はお笑いのネタにはなりにくい。
その分ネットでの匿名における批判が陰湿になりやすい部分がある。
シャレになっていない。
ネットで批判がエスカレートして、マスコミも今回のことを面白おかしく取り上げることによって、最悪の事態にならないことを祈るばかりだ。
以前にも我々はこういうことをして、岩手県の県会議員さんを自殺に追い込んだではないか。
そうなったらそうなったでまた”マスゴミ”のせいだと責任転嫁をするつもりだろうか。
こんなものは連帯責任だ。
また書いてしまうけれども、今は静かに見守るべきだ。

それじゃ失敬。


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荻上 チキ

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