KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

「明日、ママがいない」ドラマは終わったが終わってない問題



スポンサーリンク


「明日、ママがいない」を見た児童が自傷行為? ドラマを放送したテレビ局に責任はあるか

先日3月12日に最終回をむかえた「明日、ママがいない」。
ドラマ自体はハートウォーミングな内容だった。
しかし、人は必ずしもハッピーエンドを迎えるとは限らない、悲しい現実もあるのだということも示されたドラマであった。
親子の繋がりとは何か?愛は血の繋がりを超えられるか?という重厚な一つのテーマが提示されていた。
最後は、芦田愛菜演じる主人公のポストと「お前たちはペットショップの犬と同じだ」と第1回で言い放った三上博史演じる施設長が親子になるという結末で、引用記事に書いてあるような「安っぽいドラマ」では無かったと思う。

さて。
終わってない問題の話だ。

慈恵病院
全国児童養護施設協議会
全国里親会


抗議してドラマそのものを中止させようとした皆さん。
ちゃんと最後まで観ましたよね?
総括して下さいねきちんと。
このドラマを観て心に傷を負った子がその後現れたかどうかきっちり報告してもらいたい。
そして、全国児童養護施設協議会さん。
自傷行為をしたという女の子はどうなりましたか?
あなた方は私たちの「ドラマを観て議論する自由」を奪おうとした責任がある。
きちんと最後は我々に、メッセージを残していただきたい。

さもなければあなた方は単なる言論弾圧団体だ。

それじゃ失敬。



この国に言論の自由はあるのか―表現・メディア規制が問いかけるもの (岩波ブックレット (No.630))この国に言論の自由はあるのか―表現・メディア規制が問いかけるもの (岩波ブックレット (No.630))
(2004/08/04)
田島 泰彦

商品詳細を見る