KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

いい年をしたアイドル好きはキモいか否か

タレントでアスリートの武井壮さん(42)がツイッターで、いい年をしたアイドル好きを「キモイ」という人がいるけれども、それは間違っていると呟いたところ、ネットで賛否両論の大論争に発展した。

 いい年をしたアイドル好きはキモいのか、そうでないのか 武井壮の発言きっかけにネットで議論が沸騰


というか、「キモい」のような、侮蔑のことばを略したあげく、好んでつかうようなにんげんは、しょせん低能なのである。だからキモいかどうかなんてどうでもいいが、いい年こいたアイドル好きにたいしては、またべつの感想がある。


それは、かれらのばあい、パブリックなインターネットの世界では、じぶんたちが力があるとおもっているフシがあるということだ。 もちろん全員とはいわない。そういうのがいるということである。声が大きいので目立つというだけだ。


アイドルにたいする高圧的な態度について、こちらが物申すと、こっちは金を払っているんだと激昂するのであるが、ある意味金を払うだけならそんなにえらくないじゃんと、アイドルに興味のないこちらとしてはかんじるわけである。


ようはじぶんが傷つく心配のない相手にたいして高飛車に、ときには攻撃的になる権利を金で買えると信じきっているのだ。それが若い子ならまだまだわかるが、30過ぎ40過ぎのおっさんのばあい、ほんとうに始末がわるい。


なんといっても相手は、じぶんより半分ぐらいは年下の女の子なわけだから。恋愛禁止だ恋愛禁止だと、それを大義名分にして吠えまくるが、いい大人だったら、そういうルールがあったって、若気の至りでつい誘いにのって破ってしまうぐらいのことはあるだろうという、そういうおとなの度量が必要なわけだ。


それがないから、低能な若造ごときにキモいといわれるのである。あと趣味というのは、たのしむ余裕というのが大事なのである。金を払っているんだと、生活をきりつめているのかしらないが、お金を払っていることに必死になるなよと個人的にはおもうのであった。