前衛アングラ芸人・きぐるいツネちゃん(明智半平太)のブログ「昭和50年代少年のKOTOBASM」

団塊ジュニア世代とも、悲劇の世代ともいわれる昭和48年生まれが管理する、昭和ノスタルジーといまを語るblog。僕たちが生きてきた証のことば。それはイズムそのものである。(明智半平太)

有名人が相手ならどんないたずらも許されるか







イギリスの歌手、エルトン・ジョンにロシアのプーチン大統領から電話があったと自身のInstagramで書き込みがあった。


だが実はこれ、ロシアのコメディアンがいたずらでかけたことが判明した。エルトンは以前から、プーチン大統領と同性愛について語り合いたいという希望を持っていて、それを知ったコメディアンが、成りすまして電話したのだ。


そうとは知らないエルトンは電話口で、

“この人、この会話は、私の人生でもっとも素晴らしくうつくしいものとなりました”

と言ったのだとか。はっきり言って笑えない。


このいたずら電話をかけたコメディアンはいろんな意味で罪深いとおもう。まずひとつめに、有名人だから、なにをやってもいいとかんがえているところだ。じゃなければまずこんなことはしないから。


そしてふたつめに、おそらくこのコメディアンは、同性愛者をバカにしている。そして多くの人が、自分とおなじく同性愛者をバカにしていると確信している。だからエルトンのことを踏み台にしてウケを狙っているわけだ。


さいごにやはりエルトンの純粋なおもいを踏みにじったことが大きい。このことを知ってどれだけエルトンは傷ついたか。想像するにあまりある。


嘲笑ねらいのギャグって、やはり趣味がわるい。よくテレビや舞台でも、一見相手を小バカにしたようなツッコミで笑いをとる場面があるけれども、それって面と向かって互いの信頼関係があって成り立つものだから。


そういう意味でいたずら電話というやり方はタチが悪い。