東京メトロ有楽町駅の構内でベビーカーに乗っていた1歳の男の子の頭を、いきなり殴ったとして64歳の男が警視庁に逮捕されました。男は「ベビーカーが邪魔だった」と供述しているということです。
暴行の疑いで逮捕されたのは、東京・荒川区の無職の64歳の男です。男は26日午後1時ごろ、千代田区の東京メトロ有楽町駅の構内で30代の母親が押すベビーカーに乗っていた1歳の男の子の頭を、すれ違いざまに、いきなり右の拳で殴った疑いが持たれています。男の子にけがはありませんでした。
「ベビーカーが邪魔」1歳男児殴った疑いで男逮捕
さいきんこんなかんじで、人生の折り返し地点をすぎたようないわゆるオヤジが、よく怒っているような気がします。怒るならまだしも、このようにして殴ったりするのは論外ですが。ワタクシもオヤジですが、このオヤジはじぶんの父と同世代。
64年も生きていれば、やっていいことかどうか、分別はつくとおもうのですが。ベビーカーにまつわるこういったトラブルはさいきんよく聞くはなしで、ベビーカーをつかう側のマナーもよく話題になりますが、さすがに赤ちゃんをなぐるのはどうなのでしょうか。
赤ちゃんにはなんの罪もないですから。赤ちゃんは殴り返せませんからね。ベビーカーに乗っているのが高校生だったら殴っていいかといったらそれもどうかとおもいますが。高校生はベビーカー乗りませんか。例えがどうかって話ですね。すいません。
なぜオヤジはキレるのか。若いころガマンして生きてきて、人生残り少なくなったということをかんじたから、ガマンするのがバカらしくなってきたのでしょうか。もっとちがうところで発散する術があればよかったのかもしれません。
いかに歳をとってじぶんの衰えを実感したからといって、じぶんよりよわいものを攻撃したらダメです。どこかでかえってきますから。オヤジの品格って大事ですわ。どんなに体がおとろえて、容姿が老いても、それだけは大事にしていきたい。じぶんもオヤジになってきたからこそ、そうかんじます。