KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

東京・神奈川の手みやげ10選

133023360329413130510_20120226142003
フジテレビ系料理番組「料理の鉄人」の審査員として茶の間の人気者になった食生活ジャーナリストの岸朝子さんが22日午前3時16分、心不全のため東京都千代田区の病院で死去したことが28日、分かった。

「おいしゅうございます」 岸朝子さん死去 


料理の鉄人」はワタクシも大好きで毎週観ていました。岸朝子さんは「料理記者歴40年」というキャッチフレーズで紹介されていて、当時、おおすげえというかんじでみていたのをおぼえています。「おいしゅうございました」ということばは、いまはあまり聞かなくなりましたが、本来ただしい日本語なのです。


なにがおいしいのかということを、世間に発表しますよね。そういうとき、やはり主観で星がいくつかで断定するよりも、こういうのがありますよ、ああいうのもありますよと、みているヒト、読んでいるヒトにさまざまな選択肢を提供するほうがたのしくありませんか。


岸さんは、訪問先などでさしあげる”手みやげ”を紹介する本を書いています。そこではなにがいちばんであるかではなく、いくつかの”いいもの”を紹介するという書き方をしています。たとえば東京・神奈川のおみやげはこちら。

木村屋總本店 銀座本店の酒種あんぱん(東京都中央区
・塩瀬総本家本店の本まんじゅう(東京都中央区) 
うさぎやどらやき(東京都台東区
・中野製菓の黒糖かりんとう(東京都板橋区
・とらやの竹皮包羊羹(東京都港区)
・岡埜栄泉の豆大福(東京都港区)
・紀文堂の人形焼(東京都港区)
・横浜十番館のビスカウト(横浜市
ありあけのハーバー横浜市
・豊島屋の鳩サブレー鎌倉市

というかんじですね。異論はあるでしょう。ワタクシも鎌倉カスターないじゃないかあ!っておもいますし。神奈川10選だったらえらばれるのでしょうけど。ああでもやはりハーバーよりは鎌倉カスターですね。神奈川に十年ちょっと住んだものの感想としては。


それとうさぎやどらやきはほんとうに美味しゅうございますよみなさん。さっそく美味しゅうございますを使いましたけど。じぶんでは買ったことありません。職場で職員のおみやげとしてもらって食べただけなのですが、とろけるようなお味です。じぶんで買うよりおみやげでもらうとよけいにおいしい一品です。