タフでなければ生きて行けない。優しくなれなければ生きている資格がない。

介護現場に立つものを責める側の論理

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親あるいは自分自身が入居する際には本当に安心できる介護施設を選びたいが、どうすれば「ブラック介護」が横行する危険な老人ホームを見分けることができるのか。
 入居を決める前に実際に施設を見学にいくのは絶対条件だが、その時にチェックすべきポイントについて介護ジャーナリストの小山朝子氏はこう語る。

(中略)

施設案内が始まったら、まず廊下を歩く際に、天井を注意して見ることが大切だ。Sアミーユ川崎幸町では「入居者の自由」を理由に監視カメラが設置されておらず、それが結果的に転落事故の真相究明を妨げている。 「自由というのは安全が確保されてこその自由です。施設の事故防止のために必要な監視カメラは設置されてしかるべきです」 

「ブラック介護」が横行する危険な老人ホームの見分け方 


この介護ジャーナリストといわれるヒトの文章を読んで、ひとつの疑問があります。はたしてどれだけの施設が、廊下の天井に監視カメラを設置しているのでしょうか。すくなくともワタクシが働いている施設には設置されていません。


だからブラックな施設かといわれると、やはり抵抗があります。この記事を書いた小山朝子氏の経歴をしらべてみたのですが、介護福祉士の資格をもっていて、肉親の介護はやっていたみたいです。けれども介護現場経験はなく、介護福祉士の資格も学校で取ったものとおもわれます。 


監視カメラというのは、ふたつの役割を持っています。ひとつめはいまそこに起こっていることを監視する役割。そしてふたつめは、いままでのことを記録してあとで見なおす役割です。 


それをふまえて考えてみると、この介護ジャーナリストというヒトは、入居者の安全をおもてに出してはいるけど、これって暗に職員のことを監視カメラで監視して記録しろっていっているのですわ。 現場に立つニンゲンにとって、これほどバカにした話はない。


結局、さいごに物をいうのは、ニンゲンのつながりというか信頼関係じゃないですか。それはお年寄りと職員とか、上のニンゲンと職員とか、お年寄りのご家族と施設とか。もちろんお年寄りとお年寄りの家族だってそうです。


こういう介護ジャーナリストといわれるヒトが、講演とかやって介護の経営を指導しているわけです。どうせ現場職員の労働環境をどうよくするかなんて観点はまったくないでしょう。どう安月給で操るかしか考えてない。ふざけるなという話です。