KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

どうした斉田さん

NHK総合テレビで30日放送された「首都圏ニュース845」(月~金後8・45)の終了間際で気象予報士、斉田季実治さんがハロウィーンのかぶりものを突然披露した。  いつも通り気象情報に入ると、紅葉の見通しや週末は良く晴れて行楽日和であることなど淡々と伝える斉田さんだったが、週間予報を伝えた後の番組終了直前に桑子真帆アナウンサーが「今夜から冷えるのでハロウィーンは温かくして…」と話すと、突然斉田さんが“カボチャのかぶりもの”を無言でかぶってみせた。  これには桑子アナも驚いた様子で「かぶるんですね」と困惑の笑みを見せ、「気象情報でした」と締めくくって次の「ニュースウオッチ9」に突入した。


どうもみなさんこんばんは。福井でごじゃいます。かんれーじぇんしぇん!わかるヒトだけわかってもらえればいいです。明智半平太です。みなさん広告会社の策略に乗せられてハロウィンの仮想してますかぁ?イエイ♪


なんかいつの間にかメジャーなイベントになってしまった感のあるハロウィンですが、ワタクシが子どものころはそんなものはなかったので、なにか違和感があります。ワタクシの働いている高齢者施設でも当たり前のように飾り付けがしてあるわけです。


なにか職員だけが盛り上がっているだけの気もしますが、はっきりいってお年寄りにとっては”一応かぼちゃを食べる日”ぐらいの認識しかありません。 だいたい仮装して街へくり出すヒトというのはおかしいのです。そんなの一時の現実逃避なのですから。たんにその時、盛り上がれればいいヒトなのです。


でも現実逃避ですから、終わったあとに現実は待っているのです。飲み会で脱ぎ出すヒトと同じなわけです。その時脱いでも、歴史は動きません。飲み会で脱ぐヒトも、結局は服をまた着ないといけないわけで、そのときの虚しさって結構なものじゃないですか。


それでもって問題は斉田さんですよ。関東地方に住んでいるNHKウォッチャーにしかわからないであろう気象予報士の斉田さん。いつもは表情も変えずに淡々と天気予報を伝えるクールなヒトなのです。


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なのにどうしたというのか季実治よ。まさかディレクターに無理やりやらされたのではないのか。そんな心配すらさせられます。いまごろ家に帰ってコップ酒を飲みながら、こんなことをやってしまった自分に涙しているのではないかと。