KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

あらぶる野間易通





もう一回おさらいしておきましょうか。

payopayo




11月1日、「反安倍 闇のあざらし隊」を名乗る人物が、『Twitter』にて「そうだ難民しよう!」というイラストが物議を醸した“はすみとしこ”さんの『Facebook』ページに「いいね!」をした人物の個人情報を数百人分リスト化して公開した(現在はアカウントごと削除)。 


非難が集まり、ネット上ではこの「闇のあざらし隊」なる人物についての情報収集が進む。この人物が、とあるセキュリティ会社のマーケティングマネージャーなのではという疑惑が出てきたことで騒動は拡大。そのセキュリティ会社が『Facebook』と提携しプログラムを提供していることや、マイナンバー制度関連でのセキュリティ製品もあることから大炎上となり、有志が会社に対していわゆる“電凸”を行った動画もアップされるなどしている模様。 

また、かつて電脳アイドルとして活躍していた千葉麗子さんに 
「ぱよぱよちーん」
という、「まピョーん☆」を彷彿とさせるフレーズの挨拶を送っていたことで現在「ぱよぱよちーん祭り」の様相も呈している。今年のネット流行語大賞の強力な候補が誕生した可能性も大だ。
 
「ぱよぱよちーん」と大炎上中! 『Facebook』で「いいね!」した人の個人情報をばら撒いたのはセキュリティ会社の社員? 


なんで野間易通氏もそういう反応をしてしまうのでしょうか。これでは単なる開き直りに見えてしまいますね。こういうとき、どういう反応をすればいいかといえば、スルーしておけばいいのですわ。別に「ぱよぱよちーん」って言ってるだけの相手ならば。


そもそも「ぱよぱよちーん」という言葉をネタにしているニンゲンは、全部が全部”敵”なわけではないのですから。ワタクシも含めて単に言葉だけを面白がっている”どっちにもつかないヒトビト”というのは多いわけでして。 


それをアホとかゴミとか言ってしまうのは、自殺行為なのですよ。”どっちにもつかないヒトビト”に対して。スルーしておいて、ほとぼりがさめるのを待てばいいだけのことなのです。でないとアホとかゴミとか言ってしまうとかえって敵を増やしますから。


どうも”正義原理主義者”のヒトタチというのは、敵か味方という二元論で語りがちなのですが、実際にそんなことはないのです。また”正義”があればなにをしてもいいというヒトばかりではないということも併せて記しておきます。