KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

ワイドショーで”ばびろんまつこ”に30分は時間かけすぎ

6日放送の「直撃LIVE グッディ!」(フジテレビ系)で安藤優子アナウンサーが、詐欺の容疑者と同一人物とみられるTwitterユーザーに、嫌悪感をあらわにする一幕があった。

番組では、偽ブランド品を販売し詐欺の疑いで逮捕された、松永かなえ容疑者の話題を30分近く取り上げた。その話の中心は、松永容疑者の同一人物とされるTwitterユーザー「ばびろんまつこ」についてのことだった。

安藤優子氏 詐欺容疑者「ばびろんまつこ」のツイートを一刀両断 

このニュースはワタクシも仕事中に見かけたのですが、あまりにも長いこと流れているので、もっと他にニュースないのかよってフジテレビに電話したくなりましたね。この手の番組って何が問題かっていうと、机の上でパソコンいじって得たような情報ばっかり流していることだと感じるのですよ。


こんなのやるぐらいだったら、それこそドラマの再放送やればいいのですよ。頼むから「二十歳の約束」を再放送お願いしますという感じですね。純平くんヒューヒューだよ!あの頃の青春のときめきを思い出させてください。こっちの方がきっと高視聴率取れます。


特集の後半ではその「ばびろんまつこ」のツイートをスタジオで紹介した。

進行役の大村正樹キャスターは、格言めいたツイートがあるとし「10冊の本より1つの恋愛のほうが多くを得られる」というツイートを紹介した。これには安藤アナが即座に「それはウソだ!」と否定し、土田晃之も「そんなに深い言葉じゃない」とバッサリ。

だいたい被害者のヒトにとっては大金だっていうのはわかるけど、事件自体はスケールが小さいのですわ。”ばびろんまつこ”ってワードと「10冊の本より1つの恋愛のほうが多くを得られる」という発言が面白かったからとりあえず取り上げてみました感がハンパありません。


この体たらくぶりを見るにつけ、もう亡くなってしまったけれども、俳優でリポーターをやっていた小松方正さんが恋しくなるのです。悲しい事件があったときなんかに現場からリポートするわけです方正さんが。


顔は無表情なのだけれども、その重厚な声だけでその怒りとかやるせなさが伝わってくるのですよ。あのヒトがリポートすると。 制作費が今の時代少ないのはわかるけど、多少はお金をかけるとこはかけて、足でリポートしないと番組そのものがジリ貧になりますわ。