KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

この男をここまで駆り立てたエロスとはなにか

側溝に潜んで、上を歩く女性のスカート内をのぞき見ようとしたとして、兵庫県警生活安全特捜隊と東灘署は9日、県迷惑防止条例違反の疑いで、神戸市東灘区の会社員の男(28)を逮捕した。

 逮捕容疑は、8月16日午前7時50分ごろ、同市東灘区岡本1で、道路脇の側溝の中から、女性(37)のスカート内をのぞこうとした疑い。

 同署によると、道路脇にある側溝は、幅約55センチメートル、深さ約60センチメートル。男は格子状の鉄製のふたを外して中に入って寝転び、ふたの下から路上を歩く女性の姿を見ていたという。被害女性が、ふたから髪の毛が出ているのを不審に思って、男の姿に気付いたという。

 男は「(同日)午前3時ごろから中に入って、スカートの中を見ていました」と容疑を認めているという。


道路の側溝に潜み、スカート内のぞき見 容疑で男逮捕


そうまでしてこの男をかき立てたのはなんだったのでしょうか。性癖というのはそういうものなのでしょうか。いくら元手がかからないからといって、これはあまりにもハイリスク・ローリターンだとは思いませんか?見るだけじゃないですか。


ってそれを言ったら無粋なのでしょうか。いや粋か否かの問題ではないとは思いますが。ワタクシなんてこんな側溝に入って抜けなくなったらどうしようという不安しかありません。 抜けなくなって誰にも気づかれずに餓死したらどうしようとか。


ただひとつ確定していることがあります。それはワタクシの場合、ふたから髪の毛が出る心配だけはないということです。 だからなんだよと言われても答えられませんが。しかしよく気づいたものです、この37歳女性。


午前3時ごろから中に入ったということですが、まだ空は暗いうちに側溝に入ったこの男は、空を見上げてなにを考えていたのでしょうか。美しいお星さまたちは目に入らず、ただただあと数時間後に見られるかもしれないパンツのみが頭のなかにあったのでしょうか。